tag:blogger.com,1999:blog-68885191827359147402024-03-06T09:51:59.926+09:00yjo の覚え書きPC,オーディオ,工作,Linux設定,その他いろいろのメモ.公開後も加筆・修正すること多し.
Personal memorandum about PC, audio, DIY, Linux, etc. English version will be added when requested (or from my caprice).yjohttp://www.blogger.com/profile/02047852565490363109noreply@blogger.comBlogger111125tag:blogger.com,1999:blog-6888519182735914740.post-78292826526415631982024-02-22T16:56:00.005+09:002024-02-22T16:56:55.308+09:00Shanling M0Pro にまつわるあれこれ(2)<p> M0Pro の欠点,Bluetooth の出力が弱い件について.</p><p>なので満員電車で電波源があったり,駅中の構内放送用の電波源とかに近づくと音が途切れることがかなりの頻度でおこる.受信側の BT イヤホンをいろいろ替えてみたが,どれでも同じようにおこるので,M0Pro 側の出力が弱いのだろうと結論した.</p><span><a name='more'></a></span><p>ということで,前回は有線イヤホンにすることを書いたのだが,まあ,あれはあれでいいとして,やはり BT は BT の気楽さがある.そうすると,結局,外付けの BT トランスミッタの小さいのを使うことになるわけである.音質がどうのとうるさいことをいわなければお手頃価格でコンパクトなのがいくらでも売っている.どうせ通勤中とかに聴くので,音の細かいことなんかわかりようもないし,それより接続性の方が重要.あと,ボリューム問題はあるか.</p><p>ということで,外付けのトランシーバの安いのを買った.似たようなものを結構前に買ってはいたんだけど,今はチップももう少し進化してるだろうし,充電端子が USB-C になってたりもするし,値段は 2000 円ちょいだし,ということで新規購入.</p><p>組み合わせる BT イヤホンは SONY WF-C700N.ノイキャン付き.これのいいところは,本体に「メカニカルスイッチ」が付いていて,音量の上げ下げとか外音取り込みとかを切り替えられる点.タッチセンサータイプのはいくらでもあるんだけど,これが意外に使いにくいことがある.触っても反応しないとか.その点,メカニカルなスイッチになっているのは安心感がある.</p><p>もうひとつ,M0Pro 本体のボリューム操作が嫌なので,イヤホン側で操作できることが望ましい.WF-700CN は受信後の音量を下げることができるので,好ましい.BT イヤホンの中には送信元に制御信号を送ってそちらで音量操作するタイプもあり (たとえば Plantronics BackBeat Go 2),これだと単純な BT 送信機では役に立たない.</p><p>ということで,M0Pro の出力をラインにして (ボリューム操作をこいつではやらない),BT 送信機に付属ケーブルで接続して,WF-700CN と BT 接続.ただ,これを接続するとイヤホン側が最大音量になる.イヤホン側で音量下げるのがスイッチ長押しというのがイマイチ.</p><p>ということで,結局,M0Pro と送信機の間にボリュームを挟むことにした.部品箱から 10 kΩ (A) の小型2連ボリュームを探し出し,3.5 mmΦ のステレオミニプラグを付ける.端子部の保護のため,何かで覆わないとなあ,と思って百均の店内をぐるぐる回って見つけたのが調味料入れ.その蓋のところだけを使う.で,できたのがこんなもの.</p><div class="separator" style="clear: both; text-align: center;"><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiIDp3zFdCysnXleyW94YNaxKZGXR4TVAzHUlMB9B8xnpBKEdq29lJ4XalwO2-254Fh7M_iZAXx6lUNgLAF6Fw2-qEBTWyz4rGf6hxX1qosMHpnkK2mkTRsTrozBglnsjCtl8h4i5lYrLjRw6rQzgIh5mY_ixqo0alJPpydIEXDrDKU3C3E_lZjh380FCaU/s4000/IMG20240222165148.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" data-original-height="4000" data-original-width="3000" height="320" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiIDp3zFdCysnXleyW94YNaxKZGXR4TVAzHUlMB9B8xnpBKEdq29lJ4XalwO2-254Fh7M_iZAXx6lUNgLAF6Fw2-qEBTWyz4rGf6hxX1qosMHpnkK2mkTRsTrozBglnsjCtl8h4i5lYrLjRw6rQzgIh5mY_ixqo0alJPpydIEXDrDKU3C3E_lZjh380FCaU/s320/IMG20240222165148.jpg" width="240" /></a><div class="separator" style="clear: both; text-align: center;"><br /></div><div class="separator" style="clear: both; text-align: center;"><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiaGThdn1U-PMkvicDMeAjbcSlKAz5yEnJLNX3qo8Psh0BXBOnFKUQFvMfgC2dp40YRYOGPchEhs8UPHKoTiC36stPVpEiPV-bMiaup0r4wWOwiBTGri8S7C-PbpX_yZ4BFMfTYrQ2VmLbhL0ezUd-UnbntGhlrlfBQEgfp6Sz4-zFU7aFQOby0NuUmomQs/s4000/IMG20240222165134.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" data-original-height="4000" data-original-width="3000" height="320" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiaGThdn1U-PMkvicDMeAjbcSlKAz5yEnJLNX3qo8Psh0BXBOnFKUQFvMfgC2dp40YRYOGPchEhs8UPHKoTiC36stPVpEiPV-bMiaup0r4wWOwiBTGri8S7C-PbpX_yZ4BFMfTYrQ2VmLbhL0ezUd-UnbntGhlrlfBQEgfp6Sz4-zFU7aFQOby0NuUmomQs/s320/IMG20240222165134.jpg" width="240" /></a></div><br /></div>加工としては軸を通す穴を開けて,ケーブルを出すところは切り欠きを入れただけ.あとは裏側はウレタン樹脂のパッキング材 (なんかの箱の中にあったのを剥がした) を適当に切って両面テープで貼り付けて押し込んである.<p></p><div class="separator" style="clear: both; text-align: center;"><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjLrvlBjXbuyMt2vyC8EPqRJQ7y-E9WWivD5_Uwa35Q9FFn3dHZqHknirVlQfoUgrTFEiCy73KMTsW3Q0cH0U8HF5Sm27gk7GPQDerZmeq0WP-Cc400-qEK6cK10fZGXUAXCp_CXK-8SNF-P7-lqRvLWTuecx24TP50AvB4E57PraugInY5BwXjqOIm-Zuu/s4000/IMG20240222164727.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" data-original-height="3000" data-original-width="4000" height="240" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjLrvlBjXbuyMt2vyC8EPqRJQ7y-E9WWivD5_Uwa35Q9FFn3dHZqHknirVlQfoUgrTFEiCy73KMTsW3Q0cH0U8HF5Sm27gk7GPQDerZmeq0WP-Cc400-qEK6cK10fZGXUAXCp_CXK-8SNF-P7-lqRvLWTuecx24TP50AvB4E57PraugInY5BwXjqOIm-Zuu/w320-h240/IMG20240222164727.jpg" width="320" /></a></div><div class="separator" style="clear: both; text-align: center;"><br /></div>ツマミくらいつけろよ,ってのはわかってます.だけど,ポケットの中で勝手に動いちゃったりすることもなく,動かしたいときにはあまり不自由なく動かせるので,結構これでいいのかも,という気もしないでもないというか.<br /><p><br /></p>yjohttp://www.blogger.com/profile/02047852565490363109noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-6888519182735914740.post-24014419688280790722024-01-18T21:24:00.008+09:002024-01-18T21:33:15.872+09:00mympd<p> Web ベースの mpd クライアントの新顔?の <a href="https://github.com/jcorporation/myMPD" target="_blank">mympd</a> を使ってみている.</p><p>カバーアートが出せるところがうれしい.</p><p></p><div class="separator" style="clear: both; text-align: center;"><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/a/AVvXsEgJnmzEI8MlvSl-co1tQ7CkRuFEI15zd-hrlicRt6ngvoKGu33MIDBgWpn_MMJYECaJ0RQjqqilroiAIMWJPeryWQWDzCO4Jrm2sUzXbYLciujXBMQu6JDF94xhFiToRAqviTbrcooJHF7AWicXMU-m9-te93H6ezlIoNGchOYH5wHDZ32bQd2leVE79UID" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img alt="" data-original-height="1010" data-original-width="1955" height="165" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/a/AVvXsEgJnmzEI8MlvSl-co1tQ7CkRuFEI15zd-hrlicRt6ngvoKGu33MIDBgWpn_MMJYECaJ0RQjqqilroiAIMWJPeryWQWDzCO4Jrm2sUzXbYLciujXBMQu6JDF94xhFiToRAqviTbrcooJHF7AWicXMU-m9-te93H6ezlIoNGchOYH5wHDZ32bQd2leVE79UID" width="320" /></a></div><p></p><p><span></span></p><a name='more'></a>現在のうちの mpd は Manjaro の上で動いている.最初は自分で build したり汎用バイナリを使ったりしてみていたが,昨年末あたりに <a href="https://archlinux.org/packages/extra/x86_64/mympd/" target="_blank">Archlinux 用のパッケージ</a> ができたようで,Pamac (ソフトウェアの追加) でインストールできるようになった.で,現在,そちらを使用中.<p></p><p>インストール後,systemd に登録して,起動する.</p><p>systemctl enable mympd<br />systemctl start mympd</p><p>細かい設定は /var/lib/mympd/config/ 以下のファイルに記述する.一つのファイルにあれこれ書くのではなく,項目ごとに別ファイルになっているのが珍しいか.</p><p>Web ベースなので,操作はブラウザ経由で行なう.デフォルトのポートは 80 になっているので,インストールした manjaro マシンからは localhost に接続すれば動く.この辺は ympd と特に変わらない.</p><p>問題は別のマシンのブラウザから接続する場合.当然,ファイアウォールの設定がいるので,80 を開けるのだが,デフォルトだとこれだけでは接続できない.デフォルトでは ssl が有効になっており,80 から 443 にリダイレクトされて https で接続されるようになっているので,443 も開けないといけない.ここに気づくのに数日かかった.なお,ポート番号は http ポートは http_port,ssl ポートは ssl_port というファイルに書かれた番号を修正する (デフォルトではそれぞれ 80 と 443).もちろん修正した後は systemctl で restart をかける必要がある.</p>yjohttp://www.blogger.com/profile/02047852565490363109noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-6888519182735914740.post-30445979897428130532023-12-25T11:23:00.003+09:002023-12-26T13:00:44.496+09:00Shanling M0Pro にまつわるあれこれ<p>少し前から DAP として表記のものを使っている.</p><p>超小型でかわいく,値段もそこそこ安いのだが,大容量の microSD カードに対応しているところがミソで,512 GB の microSD カードに手持ちの音源データを全部叩き込んでポケットに放り込んで聴いている.その他の特徴については,適当に検索してもらえばいくらでも出てくるので省略.</p><p><span></span></p><a name='more'></a>大容量カードに対応している機器はいろいろあるのだが,データ数が 32K 曲で制限されてしまうものがある.たとえば Pioneer XDP-20 がそうで,カード自体は大容量のものも使えるのだが,5万曲を超える今のライブラリには対応できない.ソフト上の制約だろうが,もう XDP-20 の新しいファームが出るとはとても思えない.M0Pro は少なくとも現有ライブラリに対応できている.64K で上限かもしれないが,そこまで増えるにはまだ何年かかかりそうだし.<p></p><p>M0Pro の欠点というか,自分的に使いにくいのは以下の点.</p><p>1. Bluetooth の電波が弱く,とくに電車や駅の中では頻繁に接続が切れる.いくつかの BTイヤホンで試したが,どれでも大差なかったので,本質的に BT が弱いとしか考えられない.</p><p>2. ボリューム操作がしにくい.<br />なんせツマミがめちゃめちゃ小さいうえ,誤作動しないようにするために表示が ON になっているときしか操作できない.しかも回す量が非常に大きい (多回転式).しかもこのボリュームの部品がとても脆弱で,すでに挙動がおかしくなっている (後述).</p><p>ということで,こいつを諦めて別のを買うというのもありなのだが,もうちょっとあがいてみようかと.</p><p>まず,BT イヤホンは,当面,諦めることにして,久々に有線にもどすことに.しばらく有線で聴いていたけど,やはり有線の安定性は揺るぎない.当たり前である.歩きながらだとコードノイズが不快なときが多いけど,歩きながら遮音性の高いイヤホンとか,そもそもよろしくないというのはある.</p><p>次のボリューム操作の問題なのだが,操作性だけでなく,そもそも M0Pro のボリューム自体が脆弱で,すでに動作が不安定になっていて,動かしても音量が変わらなかったり突然変なレベルに飛んだりする.接点復活剤を流したら多少改善はしたが,この耐久性のなさは多くのユーザがレビューで指摘しているので,本質的に部品がダメなのだろう.なので本体で音量を調整すること自体にとてもストレスがある.</p><p>そこで小型のヘッドホンアンプ (以下 HPA) を併用してみた.数年前に買った充電式の小さいやつがあるはずなのだが探しても見つからないので,2000 円ちょっとのものを Amazonでポチった.で,これを使ってみた.</p><p>M0Pro の方は出力をラインアウトモードに変える.これで M0Pro 側でのボリューム操作自体がそもそもできなくなる.アナログ出力を HPA に入れて,音量操作はこちらで行なう.買った HPA はアナログのアンプ (+充電池の制御回路) だけで,ボリュームもふつうの可変抵抗器が入っているだけで操作性は非常に自然.しかも,実際に音を聴いてみると,ぜんぜんこっちの方がいいでないの.いや,気のせいとかじゃないと思うんだよな.M0Pro のヘッドホン出力を激賞してる人とかいるけど,ほんとかよ,というくらい.</p><p>と,ここまでは,まあよかったのだが,また別の問題もいくつか.</p><p>まず HPA のゲインが高すぎる.いちおうゲイン切り替えがあって,L だと 5 倍程度らしいのだが,ラインレベルでふつうのイヤホンなら爆音だろう.ボリューム最低ぎりぎりのあたりで使うことになり,これはこれで操作性に問題がある.感度低いヘッドホンに対応するとかにしても,2倍もあれば十分ではないかと思うのだが,どうなのだろう.</p><p>これに対しては,本体に手を加えようかとか考えもしたのだけど,どうせ入力はボリューム直結なのだろうから,接続ケーブルに 100 kΩ とかの抵抗を入れてしまえば適当にボリューム側はもう少し上げた位置で使えるようになるはず.ということで,あれこれとっかえひっかえしてみたら,1 kΩ くらいでよさげであった.手持ちのプラグと合わせて,こんな感じになった.</p><div class="separator" style="clear: both; text-align: center;"><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiOLet_1X9FNMsuKdiZGpFkE1cAkIbtRjhzRJ6P9F359bv95DUeSPLI3DENQzoYiAYI2_sKGJ8B9pyOZcpSHFqQVzs-ziuGUg4U9uirVWJHPm5EQzhx5aabljYaDshGjqYBI54ww2QQpJ17ES0KyMi7vX05n7Xg09JopqgOOfuZY7utbXqPT7T7Cz_stF8O/s4000/IMG20231226122722.jpg" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" data-original-height="3000" data-original-width="4000" height="240" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiOLet_1X9FNMsuKdiZGpFkE1cAkIbtRjhzRJ6P9F359bv95DUeSPLI3DENQzoYiAYI2_sKGJ8B9pyOZcpSHFqQVzs-ziuGUg4U9uirVWJHPm5EQzhx5aabljYaDshGjqYBI54ww2QQpJ17ES0KyMi7vX05n7Xg09JopqgOOfuZY7utbXqPT7T7Cz_stF8O/s320/IMG20231226122722.jpg" width="320" /></a></div><br /><p>プラグに直接抵抗をハンダ付けして,全体は熱収縮チューブで固めてある.</p><p>もうひとつの欠点は,HPA のケース.金属製で丈夫そうでいいのだけど,ポケットに入れると角が手に当たって痛いときがある.なんかカバーみたいなのを考えた方がいいのかも.</p><p>ところで,音量なんて頻繁にいじるものなのか? という向きもあるやもしれない.自分がふだん,通勤時とかに聴いているのは,ライブラリからランダムに抜き出して作ったプレイリストで,アルバム一枚を通しで,ということは少ない.一応,microSD カードの mp3 データは mp3gain である程度の音量調整はしているものの,やはり曲による音量差はそれなりにある.なので,一曲毎に音量を調整したくなることは結構多い.そしてそのたびに本体を取り出し,表示を ON にして,ボリュームを調整して,というのが嫌になってきたということで.アナログアンプのボリュームなら手探りだけで十分.一方で,ポケット中で動いてしまうことはあるのだけど.</p>yjohttp://www.blogger.com/profile/02047852565490363109noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-6888519182735914740.post-81629186168699860152022-10-01T20:11:00.010+09:002022-10-01T22:55:18.090+09:00サブウーファ用ローパスフィルタの製作<p>PC の音出し環境.やはり低音がなあ.ということで,サブウーファを入れて 2.1ch にしてみようかなと.ただ,あんまりガチのをいきなり試すのもなんだし,まずは実験してみようと.低音を出すのは,使用頻度の低いベースアンプを流用してみようということで,Phil Jones Bass の Nanobass X4 を使うことに.で,ローパスフィルタ (LPF) かまして,低域だけを送り込んでみようと.ということで,LPF をどうするかな,とつらつら探すと,NFJ が 2.1ch 用 LPF 基板なるものを出していて,安かったのでもうこれでいいやと.基板の写真とかから見ると,ふつうに2次 (12 dB/oct) のアクティブフィルタのようで,自分で作っても同じような構成になるのは明らかだし.</p><span><a name='more'></a></span><p>そうすると全体の構成もある程度絞られてくる.</p><p>結局,図のような構成にした.中高域用のアンプ/スピーカは既存のものをそのまま使うので,そこからサブウーファ用の信号と電源を取れるように.といっても既存端子に並列に端子をつけただけ.2.1ch用として使わないときは,入力端子がミニジャックとRCAの2択になるというのもそれなりに利便性があるかなと思って,信号用の端子はミニジャックにした.</p><p></p><div class="separator" style="clear: both; text-align: center;"><div class="separator" style="clear: both; text-align: center;"><div class="separator" style="clear: both; text-align: center;"><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/a/AVvXsEjfw7YbyuSlna3aBdThoGHRdSbqbaIhh3TZ-siNPZ5x0799yZOuDX_wOnntSeChRLB6RiM-UChYQbfE_eok39h5IGm58bpxDx1DCpDVwJ-IzkgwXnVLiHJr1poH91qvgYH9TgKoRoI55h22hz3IPpJePgllgtz7ou8ePLqNhoc0i1egNAwKWH137Rk2KA" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img alt="" data-original-height="1812" data-original-width="3153" height="368" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/a/AVvXsEjfw7YbyuSlna3aBdThoGHRdSbqbaIhh3TZ-siNPZ5x0799yZOuDX_wOnntSeChRLB6RiM-UChYQbfE_eok39h5IGm58bpxDx1DCpDVwJ-IzkgwXnVLiHJr1poH91qvgYH9TgKoRoI55h22hz3IPpJePgllgtz7ou8ePLqNhoc0i1egNAwKWH137Rk2KA=w640-h368" width="640" /></a></div><br /></div></div>LPF 基板はオペアンプのアクティブフィルタのようなので,電源は融通が利く.なので,メインアンプから並列分岐で取るように.これはメインアンプと同じ端子にしておいた.<p></p><p>LPF 基板上には位相反転のスイッチがあるのだが,これが外から切り替えられないのはちょっと面倒な気がしたので,トグルスイッチを除去してピンヘッダを設置.ただ,もとのスイッチの足が 3P のセット分は IC ピッチなのだが,各列の間が 3 mm という変態サイズで,6P のヘッダはそのままでは設置できず,3P を二つ設置するというイマイチな状態になってしまった.まあしょうがない.</p><p></p><div class="separator" style="clear: both; text-align: center;"><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/a/AVvXsEhjAlTqwfM8du3i-7sz5kb-0tXqlsYbf2iAs5swfPbomyXaM0EsZw5F0wZrIT2NE-YG9NGO5QLVwabyevaXH7oJjn-Nl-vSEUkZb9sFkT6XaNPT8n9TWm-sBWuBb8kGgO83pUxSBHQce99d6nvCkFL0A2yf_qtyw6k7RpdH6JPurk1z90L94mGT-Xzd-Q" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img data-original-height="1724" data-original-width="2030" height="339" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/a/AVvXsEhjAlTqwfM8du3i-7sz5kb-0tXqlsYbf2iAs5swfPbomyXaM0EsZw5F0wZrIT2NE-YG9NGO5QLVwabyevaXH7oJjn-Nl-vSEUkZb9sFkT6XaNPT8n9TWm-sBWuBb8kGgO83pUxSBHQce99d6nvCkFL0A2yf_qtyw6k7RpdH6JPurk1z90L94mGT-Xzd-Q=w400-h339" width="400" /></a></div><p style="text-align: left;">ということで内部配線はこんな感じ.パネル用の 6P トグルスイッチはこれで手持ちがなくなってしまったので,何かの時に買っておかないといかんかも.</p><div><div class="separator" style="clear: both; text-align: center;"><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/a/AVvXsEhZ9cmvv62vy3RfXFULaMaZRFc-VQ5Urrd0bv3aHvACJeVICgY6Usc5wAAyrsk5KxKxTK7r9TOmjPHtZ5vrVZ2QjLeiFS8D3b_NVQ22lmGnovzl2CKVMP079yYqrJbfk1vBruc3BKHE7D2Va_dSUvM0eR7Wq0Xp_7-9zC66aI57qB5CIBtOrXzoupPADg" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img alt="" data-original-height="2821" data-original-width="3667" height="308" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/a/AVvXsEhZ9cmvv62vy3RfXFULaMaZRFc-VQ5Urrd0bv3aHvACJeVICgY6Usc5wAAyrsk5KxKxTK7r9TOmjPHtZ5vrVZ2QjLeiFS8D3b_NVQ22lmGnovzl2CKVMP079yYqrJbfk1vBruc3BKHE7D2Va_dSUvM0eR7Wq0Xp_7-9zC66aI57qB5CIBtOrXzoupPADg=w400-h308" width="400" /></a></div><p style="text-align: left;">で,実際に配置するとこんな感じ.</p></div><div><div class="separator" style="clear: both; text-align: center;"><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/a/AVvXsEir_wfwap-KCJF1UdaCCP4MDwIGPNi-7lxAcUiMpgQWytlVk5_JmodEonDZIDFpiI5zQry7hOXfLcTLP_7U1Ykj79odoyZ8ZEGba7FQAFbQzkDXum1vnt2YZp5d5Kyy7yXu7bwuid-gM9b_SZtvQTAsHGD4HWYPPi9qjY53ENBVavrknuaB-ofJF4zWlw" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img alt="" data-original-height="2385" data-original-width="3451" height="276" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/a/AVvXsEir_wfwap-KCJF1UdaCCP4MDwIGPNi-7lxAcUiMpgQWytlVk5_JmodEonDZIDFpiI5zQry7hOXfLcTLP_7U1Ykj79odoyZ8ZEGba7FQAFbQzkDXum1vnt2YZp5d5Kyy7yXu7bwuid-gM9b_SZtvQTAsHGD4HWYPPi9qjY53ENBVavrknuaB-ofJF4zWlw=w400-h276" width="400" /></a></div><p style="text-align: left;">表から見ると.</p><p></p><p></p><div class="separator" style="clear: both; text-align: center;"><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/a/AVvXsEhePGwyrgXJSRUMXro3PzUlbX5kjsDMEfozFitNzMpot3kP9RKefMBjYcqiEaEy6Z3feXqmvbOTZ8Gbx8TM3_ZADnoyRzmlbED4SIMYwG3q--0hXEjhhcIMHu5qYl0GJgfE2OBxwmCKT5aL5Oy_Mo-yFGxI3VY7jExHqD6JMR6vMs3Fz7jzrux7roqubw" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img data-original-height="2664" data-original-width="2407" height="400" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/a/AVvXsEhePGwyrgXJSRUMXro3PzUlbX5kjsDMEfozFitNzMpot3kP9RKefMBjYcqiEaEy6Z3feXqmvbOTZ8Gbx8TM3_ZADnoyRzmlbED4SIMYwG3q--0hXEjhhcIMHu5qYl0GJgfE2OBxwmCKT5aL5Oy_Mo-yFGxI3VY7jExHqD6JMR6vMs3Fz7jzrux7roqubw=w361-h400" width="361" /></a></div><p style="text-align: left;">ぜんぜん面白みがないけど,まあ.<br />ちなみに,一番上のオーディオインターフェースの TASCAM US-1x2 のボリュームツマミは交換してある.ぱっと手を伸ばしたときに間違えようがないように,ちょっと大きく,かつ色を変えて目立つようにしている.</p><p></p><p>肝心のサブウーファは,先にも書いたとおり Nanobass X4.モニタの裏側になんとか置けるので向きをいろいろと試したが,今のところ,スピーカを下向きにして,漏れてくる中高音が耳に届きにくくすると割と自然になる感じになる.もちろん,切り替えの周波数は試行錯誤するんだけど.</p><p>現状,一番の問題は,Nanobass X4 の電源を入れるのが面倒ということ.モニタの裏側にあって,操作しにくくて.パワーアンプ本体の方は所詮廉物だし,待機電力なんて微々たるものなのでスイッチも何もなくて常時オンなんだけど,なんか X4 は入れっぱなしにしたくないかなあ,と.</p><p>将来的には適当なサブウーファを自作して,専用のアンプで適当にドライブしたらいいとか,今のメインスピーカが低音を出すことに特化した QWT とかいう箱に納めた 6 cm フルレンジなので,いっそこれを密閉にしてしまった方がサブウーファとの繋がりはよくなるのかもしれないとか考えている.追々,実験していこう.</p></div>yjohttp://www.blogger.com/profile/02047852565490363109noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-6888519182735914740.post-18205241105558536192022-09-14T21:11:00.009+09:002022-09-14T22:20:57.715+09:00Ubuntu (Xubuntu) 22.04LTS で apcupsdを使う<p>職場のサーバを立て直したのだが,今までのノートPCベースではなく,小型サーバ用マシンになったので UPS が必要になった.APC の安いのを調達して apcupsd を使おうとしてプチはまりしたので,メモ.</p><p><b>インストール:</b></p><p>> sudo apt install apcupsd</p><p>これで標準の設定で動き出す.<br />UPS との接続は付属の USB ケーブル.</p><p><b>設定:<span></span></b></p><a name='more'></a><p></p><p>/etc/apcupsd/apcupsd.conf を編集.<br />DEVICE /dev/ttyS0 をコメントアウト (シリアルと競合する?) して, DEVICE のみに.[<a href="https://tatuiyo.xyz/?p=575" target="_blank">参考1</a>,<a href="http://local.lipwood.com/note/apcupsd/apcupsd-3144-3147apcupsdconf.htm" target="_blank">参考2</a>]</p><p>確かに,以下のように書いてあるので</p><blockquote><p># UPSTYPE DEVICE Description<br /><snip><br /># usb <BLANK> Most new UPSes are USB. A blank DEVICE<br /># <span> </span> setting enables autodetection, which is<br /># <span> </span> the best choice for most installations.</p></blockquote><div><div>デフォルトの</div><blockquote><p style="text-align: left;">UPSTYPE usb<br />DEVICE /dev/ttyS0</p></blockquote><p> のところは</p></div><div><p style="text-align: left;"><span></span></p><blockquote><span>UPSTYPE usb<br /></span><span><span>DEVICE</span></span></blockquote><span><span></span></span><p></p><span>とするのが正しいのだが,これに気づくのに半日かかったという…<br />追加で,</span></div><blockquote><p>BATTERYLEVEL 5 (バッテリ残量5%でシャットダウンへ) → 20 くらいに</p></blockquote><p><br /></p><p><b>Daemonの再起動:</b></p><p>> sudo systemctl restart apcupsd</p><p>状態の確認:</p><p>> apcaccess</p><blockquote><p><span style="background-color: white;">PC : 001,036,0861<br />DATE : 2022-09-14 22:11:14 +0900<br />HOSTNAME : *****<br />VERSION : 3.14.14 (31 May 2016) debian<br />UPSNAME : *****<br />CABLE : USB Cable<br />DRIVER : USB UPS Driver<br />UPSMODE : Stand Alone<br />STARTTIME: 2022-09-14 17:46:59 +0900<br />MODEL : APC ES 550M1<br />STATUS : ONLINE <span style="color: red;">← COMMLOST だと接続できていない</span><br />LINEV : 105.0 Volts<br />LOADPCT : 1.0 Percent<br />BCHARGE : 95.0 Percent<br />TIMELEFT : 253.9 Minutes<br />MBATTCHG : 20 Percent <span style="color: red;">← shutdown に入るバッテリ残量</span><br />MINTIMEL : 3 Minutes<br />MAXTIME : 0 Seconds<br />SENSE : Medium<br />LOTRANS : 87.0 Volts<br />HITRANS : 113.0 Volts<br />ALARMDEL : 30 Seconds<br />BATTV : 13.6 Volts<br />LASTXFER : No transfers since turnon<br />NUMXFERS : 0<br />TONBATT : 0 Seconds<br />CUMONBATT: 0 Seconds<br />XOFFBATT : N/A<br />SELFTEST : NO<br />STATFLAG : 0x05000008<br />SERIALNO : 4B2229P13426<br />BATTDATE : 2022-07-28<br />NOMINV : 100 Volts<br />NOMBATTV : 12.0 Volts<br />NOMPOWER : 330 Watts<br />FIRMWARE : 933.a7 .A USB FW:a7<br />END APC : 2022-09-14 22:11:17 +0900</span></p></blockquote><p><br /></p>yjohttp://www.blogger.com/profile/02047852565490363109noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-6888519182735914740.post-71668796969497881392022-09-10T23:30:00.002+09:002022-09-13T16:57:36.331+09:00Web サーバの再構築<p>これまで職場の web サーバに Pentium M の載った Let's Note CF-W2 (液晶のバックライトが点かない) を使っていた.OSは Ubuntu 18.04LTS だったので,期限間近.CPU が 32 ビットなので新しい Ubuntu は使えないし,さすがに 5年経ってるので,マシン自体入れ替えようと思っていて,準備を始めた.</p><span><a name='more'></a></span><p>新マシンは Celeron J1800 の載ったファンレスの小型機.LAN ポートが 4つあるが,ビデオは VGA のみ,USB も 2つしかなく,基本的にサーバ系の用途を想定しているもの.SSD は mSATA の 32 GB で,いちおう Win7 のライセンスが付いている.メモリは DDR3L の SO-DIMM が 1枚挿せて,2 GB.って,以前,<a href="http://yjo-blog.blogspot.com/2018/12/ubuntu-1804lts-nat.html">NATルータを作る実験</a> をしたときのマシンが,結局,死蔵されていたので,これを使うことに.</p><p>OS は Xubuntu 22.04LTS を最小構成でインストール.CLI 専用にしてもよかったのだが,結局,設定の中にはディストロ付属の GUI ツール使った方が簡単なものも多いので,GUI だけは一応入れておくことにした.まあ,ふだんの管理は ssh でログインしてターミナルでやるのではあるけど.</p><p>USB ブートでインストールすると,メモリが苦しくてかなり厳しかったが,たぶん ram ディスクとかでも食ってるんだろうなあ.実運用時には 2 GB でも大丈夫な気はするけれど,ちょうど 4 GB のが余ってたので,インストール後の再起動時に挿し換えておいた.</p><p>apache2 と openssh server を apt で入れて,apache2 は UserDir を有効に (a2enmod userdir).旧マシンから /etc/shadow のパスワード部をコピペして,ユーザアカウントを移動できるようにして,あとはぼちぼちやるか,と考えていたところで,やばいことが.</p><p>なんと,運用中のマシンが挙動不審になっていて,ファイルシステムがリードオンリーになっていて,設定変更とか何もできなくなってしまった.とりあえず,再起動くらいしようかと思ったら,起動できなくなってしまった.けっこうやばい.再起動前に,外部マシンに本体内に作っていたバックアップファイルを吸い出しておくべきであったが,すでに後の祭り.</p><p>新サーバの設定を急がなくてはならないので,予定を変えて作業することにした.</p><p>とりあえず,apache2 は設定をいじる部分はドキュメントルートの変更だけで済みそうなので,そこを修正.</p><p>/home 以下のファイルは,一ヶ月くらい前のデータが外部に取り出してあったので,そこまでで復元することに.幸いなことに,この間にデータの更新を行なっていたのは自分だけっぽいので,影響はほぼないはず (自分だけの分は変更データが別に保存してある).ということで,tar アーカイブから /home 以下を復元.</p><p>うちのネットワークにつなぐには sshd はパスワード認証を禁止しなくてはならないという規約があるのだが,TeraTerm で RSA 鍵を使ってログインしようとすると失敗することが判明.WinSCP や PuTTY では今までの鍵ファイルで接続できるので,TeraTerm の問題ということになる.実は,今の openssh server は RSA-SHA1 をデフォルトでは拒否するようになっていて,TeraTerm は RSA-SHA1 でしか接続できないので蹴られていることが判明.PuTTY とかは RSA-SHA2 で接続できるので問題なかったらしい.ということで,sshd の設定で RSA-SHA1 を許可するように設定.セキュリティ的にはよくないのだろうが,しばらくはしかたない.</p><p>あとはこれまで同様に /home 以下を毎日 tar でバックアップするように cron に設定.これを外のマシンに送ることが困難なのがうちのネットワークの問題だよなあ.定期的に取りに行く別サーバが必要になるが,当面は思い出したときに手動で取り出そう.これは前のサーバのときからの課題で,方法はあるんだけどあれこれ面倒くさくて後回しにしていたら,今回,1月前のバックアップしかなかったという状況になってしまったので,ちゃんと対策がいる.</p><p>で,現状,優先順位が高いのが UPS.これまではノート PC を流用してたので,停電しても短時間ならバッテリで動くし,残量がなくなってくれば自動シャットダウンもしてくれる.しかし,今度のは AC 駆動オンリーなので,UPS がないとやばい.しかし,これが結構いいお値段だからなあ.</p>yjohttp://www.blogger.com/profile/02047852565490363109noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-6888519182735914740.post-70629046659186330182022-05-28T22:09:00.002+09:002022-06-01T09:37:13.386+09:00PC用スピーカの製作<p>先日,Core i3-6100T を積んだEpsonのミニPC Endeavor ST180E-EM1 を買った.計測器の制御用なので,CPU パワーもいらない.そもそも初代 i5 の載った Let's Note S8 からの置き換えだし,作業上画面を大きくしたかったので付けていた外付けモニタとキーボード,マウスもそのまま流用できるので,本体だけでいい.320 GB の HDD が付いていたが,Let's Note から SSD を引っこ抜いて挿し換えてしまえば簡単.ということで,とくに問題なく使えるようになった.</p><p>のだけど.</p><p>一つだけ問題が.この PC にはスピーカがない.まあ,小さいとはいえデスクトップPCなのだから当然ではある.つまり,音を出すには何か外付けしなくてはいけないのだが,そんなに都合よく余り物はなかったりもするわけ.</p><p><span></span></p><a name='more'></a>ここのところ,その手の場合はダイソーの 330 円スピーカを買ってくることが多くて,実際,数台はそうなっているのだけど,ちょっと工作でもしようかなという気になった.<p></p><p>まずはヘッドホン端子に直接スピーカをつないでみた.昔は百均でスマホとかに繫ぐミニスピーカ (アンプとかは入ってない) が売っていて,まあ鳴らないわけではないからそれでもいいかもと思って,手持ちのミニスピーカユニットを接続してみたが,やはり音が小さすぎる.ないよりはいいけどという感じ.</p><p>やはりアンプはいるか.</p><p>電源は USB から取ることにして,アンプはどうするか.そういえば PAM8406 の基板がどっかにあったはず.しかし発掘できず.ということで,何か買うか,と思ってつらつら見てたら PAM8402 ってのを使った基板が 10 枚 570 円で Amazon に出ていたのを発見.10 枚もいらないけど,まあいいかと.</p><p>で,実際の工作は超手抜きで,できたのがこちら.</p><p></p><div class="separator" style="clear: both; text-align: center;"><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/a/AVvXsEiVMyxO4Edy5IyTOI0OvCAwUyDq1dmEmbHCMS3OfYV7bp3X3wGP6QDHjA5xtPOZ6q0Ucp_4wtAJSh-NHnSr0RxOQ2UZemL0CinWDY5HryFlv7rMQrdknxQ-72SpNeiQHSHL3VG5GGTeYBu4U9yDnzGAdE6gE8EI3mYwJpOVhQZc2_vMVCSuyoeiRXSTzg" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img alt="" data-original-height="2219" data-original-width="2815" height="240" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/a/AVvXsEiVMyxO4Edy5IyTOI0OvCAwUyDq1dmEmbHCMS3OfYV7bp3X3wGP6QDHjA5xtPOZ6q0Ucp_4wtAJSh-NHnSr0RxOQ2UZemL0CinWDY5HryFlv7rMQrdknxQ-72SpNeiQHSHL3VG5GGTeYBu4U9yDnzGAdE6gE8EI3mYwJpOVhQZc2_vMVCSuyoeiRXSTzg" width="304" /></a></div><br /><div class="separator" style="clear: both; text-align: center;"><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/a/AVvXsEhqSsfzA0UjlExI2c6xeO-i4EXesvC93mTGHVIV6QHqJFy8H8Th2-kyFwrL6ibe_-ATobnZ-4KawE0fsxAji7YZ1Pg3wf5FnvYnz0WcQDLMAEz8UETaE2-FNTxX3hk1Mlsj-JGLasGNdIYGo7vNAcsJYZqF-1-DW7UAihfWC43AaQbPkN8OL8BCotkX6Q" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img alt="" data-original-height="3117" data-original-width="2932" height="240" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/a/AVvXsEhqSsfzA0UjlExI2c6xeO-i4EXesvC93mTGHVIV6QHqJFy8H8Th2-kyFwrL6ibe_-ATobnZ-4KawE0fsxAji7YZ1Pg3wf5FnvYnz0WcQDLMAEz8UETaE2-FNTxX3hk1Mlsj-JGLasGNdIYGo7vNAcsJYZqF-1-DW7UAihfWC43AaQbPkN8OL8BCotkX6Q" width="226" /></a></div><br />ケースは,前にヤフオクで CPU を買ったときに梱包材代わりに使われていたものだと思う.元は百均の名刺くらいのサイズのカード入れかしらね.それに穴開けて,スピーカをホットボンドでくっつけて.外部とのケーブルは直付け.電源は職場でうち捨てられていた有線マウスからちょきん,入力ケーブルは古いステレオイヤホンのコードをちょきん,で流用.<p></p><p>電源の入るときのポップ音がでかいけど,それで壊れても別にどうでもいいようなものなので,対策も何も考えもせず.音質もどうでもいい.ラジオレベルで十分.というか,実際に音出してみると,意外にまともな気もw</p><p>PAM8402 というチップは,5 V 電源だと 8 Ω 負荷で一応 1.8 W くらい出るらしい.出力段は D 級で BTL,ステレオ分が 1 チップになっている.これが 60 円かあ.いや,すごい時代だなあ.</p><br />yjohttp://www.blogger.com/profile/02047852565490363109noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-6888519182735914740.post-42887930929709882732021-12-04T11:59:00.009+09:002024-01-18T21:33:33.927+09:00Manjaroで日本語キーボードをUSキーボードっぽく使う<p>最近,Linux のディストリビューションとして人気の出てきたらしい Manjaro をいじり始めている.MPD マシンもこれまでの Voyage MPD on TW-217 に替わって,Manjaro を入れた NUC (Intel DC3217IYE) を試用中.こちらはいずれ別記事で.</p><p>Linux の実験マシンとしてはしばらく前に中古で買った NEC VersaPro VJ22TG-N (i5-5200U / 4 GB mem / 128 GB SSD) を使っていて,この間までは Ubuntu が入っていた.このマシンは天板側に歪みがあり,OSなしということでまあまあ廉く手に入った.OSなしだけど,Windows 8.1 Pro が元々入っていたので,Windows 10 Pro を入れればそのままデジタル認証され,機種固有のドライバやユーティリティもメーカサイトから入手できた.手間だけ.ただ,メモリがオンボードの 4 GB しかなく,増設もできないため Windows ベースで使うには制限が大きいので,Linux 実験マシンにしていた.</p><p>で,前置きが長くなったが,これに Manjaro を入れた.標準的な Xfce4 タイプ.設定上のあれこれはいろいろあるのだけど,ここではキーボード周りのメモを残しておく.</p><span><a name='more'></a></span><h4 style="text-align: left;">インストールするときの最初の注意</h4><p>本体はごく普通の日本語キーボードなのだが,自分はいわゆる US 配列準拠で使いたい.そのため,まずインストール時にキーボードをデフォルトから English (US) の Default (Generic 105-key) を選んでおく.キートップの表示と合わないところがいくつも出てくるが,それは慣れで乗り切る.キートップには,あとでテプラで作ったシールを貼って,US 配列風にする.</p><div class="separator" style="clear: both; text-align: center;"><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjIX2Y1ayyKeVStTjre_P8F9UdhcU0WAHnMB5q5tmw_TNT25YT68IXtLz2vo1NIEx3EkFkJ3q3zv8Ia1hNs7CFvAQEruOsTe0KO52y6IYuwvoBRtla7q8-_kBa1ZgNl10UCP2z9kVvIrB8p/s961/IMG20211204114500a.jpg" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" data-original-height="424" data-original-width="961" height="141" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjIX2Y1ayyKeVStTjre_P8F9UdhcU0WAHnMB5q5tmw_TNT25YT68IXtLz2vo1NIEx3EkFkJ3q3zv8Ia1hNs7CFvAQEruOsTe0KO52y6IYuwvoBRtla7q8-_kBa1ZgNl10UCP2z9kVvIrB8p/s320/IMG20211204114500a.jpg" width="320" /></a></div><h4 style="text-align: left;">Caps キーを Ctrl にする</h4><p>お馴染みの.入れ替えることもできるが,そもそも Caps ロックなんて使うことがないので,素直に A の横の Caps をCtrl にするだけにしておく.そのための設定は以下:</p><p>メニュー > 設定 > セッションと起動 で 自動開始アプリケーション タブで「+」(追加) をクリックして,名前は適当に (例:Caps2Ctrl) 付け,コマンドとして</p><blockquote><p>/usr/bin/setxkbmap -option "ctrl:nocaps"</p></blockquote><p>を登録.</p><p>ただし,この設定が有効になるのはログオンしてからなので,ログオン画面でのパスワード入力のときにはまだ Caps キーが有効になっていることに注意.Capsロックがかかっているときにはパスワード入力欄に表示が出るので,パスワード入力に失敗するときはよく見ること.</p><h4 style="text-align: left;">Fcitx-Mozc のインストール</h4><p>その辺のサイトを見て,インストールする.ディストロのバージョンによってちょっとずつ変化しているので,まあ,何とか.</p><h4 style="text-align: left;">Mozc の起動キー設定</h4><p style="text-align: left;">個人的に大事なのはこちら.起動キーを変更する.</p><p style="text-align: left;"></p><ol style="text-align: left;"><li>メニュー > 設定 > Fcitx設定 の 入力メソッド タブで,Mozc の優先順位を2番目にする (1番目は英語(US)).</li><li>全体の設定 タブに移り Show Advanced Options をチェック.</li><li>入力メソッドのオンオフ はデフォルトの Ctrl+Space を残しておく (保険).</li><li>入力メソッドをオンに で [変換] キー (Henkanmode) を設定.</li><li>入力メソッドをオフに で [ひらがな] キー (Hiraganakatakana) と [無変換] キー (Muhenkan) を設定.</li></ol><p></p><p>これでスペースキーのすぐ右側にある [変換] キーで Mozc が立ち上がり,そのすぐ右側の [ひらがな] キーか,スペースキー左の [無変換] キーで英数に戻る.</p><h4 style="text-align: left;">Mozc の設定</h4><p style="text-align: left;">Mozc 自体の細かい設定はタスクトレイの Mozc アイコンから Mozcツール > 設定ツール.句読点と基本キーバインド (MS-IME) を設定.</p><h4 style="text-align: left;">PageUp / PageDown キーの設定</h4><p style="text-align: left;">日本語キーボードを US キーボードとして認識させると,使用されないキーが出てくる.[変換],[無変換],[ひらがな] のキーは Mozc の起動,停止に割り振ったのでよいが,右上の [¥] キー (keycode 132) と右下の [\] キー (keycode 97) が無効になる.位置的にはこれらを PageUp,PageDown に割り振ると便利である.これは xmodmap で設定する.</p><p style="text-align: left;">まず,最初の xmodmap の状態を書き出す:</p><blockquote><p style="text-align: left;">xmodmap -pke > ~/.Xmodmap</p></blockquote><p style="text-align: left;">心配なら,.Xmodmap のコピーを作っておく.</p><p style="text-align: left;">書き出した .Xmodmap を編集する.keycode 132 と 97 は未定義状態になっているはずなので,そこを以下のように変更.</p><blockquote><p style="text-align: left;">keycode 132 = Page_Up</p></blockquote><blockquote><p>keycode 97 = Page_Down</p></blockquote><p>Page_Up は Prior,Page_Down は Next でもよい (というかそちらが primary な設定語で,Page_なんちゃらは synonim というか alias というか).保存して,xmodmap ~/.Xmodmap で反映.一度反映させれば,システムを再起動してもこの設定は有効 (自分のログオン時に .Xmodmap が読み込まれて反映される).</p><p>ここで Caps キーを Ctrl に変更する設定もできるが,もともと US キーボードのマシンにインストールする (つまり,余りキーがないので PageUp とかの追加設定のしようがない) ときもあるので,これはこれ,それはそれとしておく.</p><blockquote><p> </p></blockquote>yjohttp://www.blogger.com/profile/02047852565490363109noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-6888519182735914740.post-81733796978124329482021-11-13T18:01:00.003+09:002022-09-13T17:02:55.002+09:00さらば,TW217<p>長年,自室の Voyage mpd マシンとして働いてくれていた Onkyo TW217 を退役させることにした.2014年頃に Voyage mpd マシンに仕立てたようだ.捨てる前に開腹して使えそうなものがないか,ちょっと見てみた.</p><div class="separator" style="clear: both; text-align: center;"><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiRFVkrA4Upr6MEr-gpBFYn3nzJXmXpakotXOgYcqXcsh4Ya8zL_AtgDrqSv-UT-OZtHRRHvEUQtawYs7DsX0YXFdX1Z7tPg5207N9wYtaTnRD5OLujenwLS6LcF1mRDWYSKkVANy_PagKx/s1030/%25E3%2583%2597%25E3%2583%25AC%25E3%2582%25BC%25E3%2583%25B3%25E3%2583%2586%25E3%2583%25BC%25E3%2582%25B7%25E3%2583%25A7%25E3%2583%25B31.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" data-original-height="697" data-original-width="1030" height="217" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiRFVkrA4Upr6MEr-gpBFYn3nzJXmXpakotXOgYcqXcsh4Ya8zL_AtgDrqSv-UT-OZtHRRHvEUQtawYs7DsX0YXFdX1Z7tPg5207N9wYtaTnRD5OLujenwLS6LcF1mRDWYSKkVANy_PagKx/s320/%25E3%2583%2597%25E3%2583%25AC%25E3%2582%25BC%25E3%2583%25B3%25E3%2583%2586%25E3%2583%25BC%25E3%2582%25B7%25E3%2583%25A7%25E3%2583%25B31.jpg" width="320" /></a><br /></div><div><br /></div><p style="text-align: left;">このマシンは,<a href="https://www.jp.onkyo.com/pc/personalmobile/tw217/">もともとは</a></p><div>Atom Z530</div><div>32 GB SSD</div><div>1 GB DDR2 DIMM</div><div><span style="background-color: white; color: #444444; font-family: "�ュ�ウ �ー繧エ繧キ繝�け", Osaka; text-align: center;">IEEE802.11b/g/n,Bluetooth 2.1 + EDR<br /></span><p style="text-align: left;">あたりが主要な仕様なのだが,だいぶ以前にメモリだけは 2 GB に挿し換えてある.</p></div><p style="text-align: left;">廃棄に当たって,改めて中を見ると,無線は Ralink RT3090BC4 というカードだった.上の写真は,一度外した後,元の辺りに置いて撮ったのだが,このカードは間違えて裏返しに置いている.性能的にもう出番があるようなものではないとは思うが,アンテナも外してセットで取っておいてみる.なんかの WiFi カードが壊れたときの予備なるかも.だけど,たしかどっかにもう1枚くらい,このクラスのがあったような気もするが,どうだったろう?</p><p style="text-align: left;">SSD は SuperTalent だった.eeePC もそうだったような.接続が ZIF だったのはちょっとおっと思った.<a href="https://www.jp.onkyo.com/pc/personalmobile/tw217/">TW217の仕様</a>を見ると 32 GB と書いてあるが,カードは 16 GB と書いてある?? BIOS でどう出るか,もう覚えてないよ.Voyage MPD なんて,16 GB どころか 4 GB もあればインストールできるはずなので,まったく問題にならないけど,もともとの Win7 だとさすがに苦しい気もするけど,どうだったんだろ? まあ,今からこれを使えるマシンに当たることがあるとはとても思えないけど,一応外しておく.</p><div><p style="text-align: left;">メモリも,DDR2 なので,もう使うこともないとは思うが,とりあえず外して取っておこう.</p><p>とりあえずは長年のお勤め,ご苦労様でした,というところ.新しい mpd 系の再生環境についてはまた別にまとめて書きたい.</p><p><br /></p><p><br /></p></div>yjohttp://www.blogger.com/profile/02047852565490363109noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-6888519182735914740.post-53906189694501843562021-09-05T16:43:00.007+09:002021-09-06T17:37:26.828+09:00IPv6への移行(2):「自宅サーバをどうするか」問題<p><span face="Arial, Tahoma, Helvetica, FreeSans, sans-serif" style="background-color: white; color: #222222; font-size: 13.2px;">IPv6 での接続環境への移行.その2.</span></p><p><span face="Arial, Tahoma, Helvetica, FreeSans, sans-serif" style="background-color: white; color: #222222; font-size: 13.2px;"><a href="https://yjo-blog.blogspot.com/2021/09/ipv6.html">前回</a>,とりあえず IPv4 over IPv6 での接続はできるようになった.本当の問題はここからである.</span></p><p style="background-color: white; color: #222222; font-family: Arial, Tahoma, Helvetica, FreeSans, sans-serif; font-size: 13.2px;">これまで自宅 LAN 内にサーバがあって外からつないでいろいろなことをやっていた.それは DynDNS とルータのポートフォワーディングによって成立していたわけである.IPv6 になるとこのポートが問題で,ユーザは割り当てられた IPv6 アドレスから機械的に決定される番号をもつ 240 個のポートしか使えない.問題は使える個数ではなくポート番号が機械的に決まるというところで (当然デフォルトで多用されるようなポート番号のある範囲からはかけ離れている),http 用の 80 番を LAN の内側のサーバへフォワードするというのができなくなる.つまり,外から見たときの 80 番ポートを自分用に使えない.理由は省略.なお,使えるポート番号自体は IPv6 アドレスから計算してくれるサイトもあるし,後述する現用ルータでは接続に成功すると使えるポート番号を表示してくれる.</p><p style="background-color: white; color: #222222; font-family: Arial, Tahoma, Helvetica, FreeSans, sans-serif; font-size: 13.2px;">ということで,おうちサーバの自由度が下がってしまうので,今後もおうちサーバでやるべきことなどを少し考え直してみた.</p><p style="background-color: white; color: #222222; font-family: Arial, Tahoma, Helvetica, FreeSans, sans-serif; font-size: 13.2px;"><span></span></p><a name='more'></a>まずメールサーバ.<p></p><p style="background-color: white; color: #222222; font-family: Arial, Tahoma, Helvetica, FreeSans, sans-serif; font-size: 13.2px;">これはもう止めよう.ここで運用していてまだ活きている ML は,去年までには google group に移行済みなのでとくに困らない.つまり POP とか SMTP とかのポートのフォワーディングはしない.ML 以外に会員制サイトのアカウント登録用の個人アドレスとして使ってたのもないわけじゃないけど,そういうのはアカウントごと使えなくても困らないのばかりだし,必要ならそのときに再登録すればいいだろう.</p><p style="background-color: white; color: #222222; font-family: Arial, Tahoma, Helvetica, FreeSans, sans-serif; font-size: 13.2px;">次に SSH.</p><p style="background-color: white; color: #222222; font-family: Arial, Tahoma, Helvetica, FreeSans, sans-serif; font-size: 13.2px;">これはいる.ただし,管理用と外からおうち NAS をマウントするために sshfs を使うためなので,ポート番号は自分さえわかっていればいい.つまりフォワーディングさえできれば外から見た番号は 22 とかである必然性はない.</p><p style="background-color: white; color: #222222; font-family: Arial, Tahoma, Helvetica, FreeSans, sans-serif; font-size: 13.2px;">そしてWeb サーバ .<br /></p><p style="background-color: white; color: #222222; font-family: Arial, Tahoma, Helvetica, FreeSans, sans-serif; font-size: 13.2px;">これはもう止めてもいいような気もしている.のだが,なかなかそうもいかない事情もある.なので,外から見て 80 でつながるようにする方法があるなら考えたい.</p><p style="background-color: white; color: #222222; font-family: Arial, Tahoma, Helvetica, FreeSans, sans-serif; font-size: 13.2px;"><br /></p><p style="background-color: white; color: #222222; font-family: Arial, Tahoma, Helvetica, FreeSans, sans-serif; font-size: 13.2px;">ということで,まずポートフォワーディングができるかどうか.暫定的に使っているアイオーのルータでは IPv4 over IPv6 だとポートフォワードのメニューが出なくなる.IPv4 PPPoE にするとメニューは出て設定も書き込めるので先にそっちで設定しておいても IPv6 で接続されるときは無効になってしまうようで,このルータを使い続けるのは難しいようだ.</p><p style="background-color: white; color: #222222; font-family: Arial, Tahoma, Helvetica, FreeSans, sans-serif; font-size: 13.2px;">ということで,ググってみると,Buffalo のルータは条件付きながら IPv6 でもフォワーディングできるっぽいので,買ってみることに.無線はいらないというか,すぐにいろいろと規格が変わるので,無線関係と有線関係は分けておきたい.しかし,今や有線ルータは安価な新しいのは出ていないので,IPv6 に対応した無線ルータの安いのを買って無線を殺して使うことに.</p><p style="background-color: white; color: #222222; font-family: Arial, Tahoma, Helvetica, FreeSans, sans-serif; font-size: 13.2px;">買ったのは WSR-1166DHPL2/N.3,000 円をちょっとだけオーバ.まず IPv6 による外との接続だが,ルータによる自動検出・接続では何度やっても途中で失敗するので,そこまででわかった情報をもとに手動で接続方法を選んでやることで成功 (「OCNバーチャルコネクト」で接続).これで自宅から外を見に行くのは安定して高速な回線状態ということになった.ここまでは大変めでたい.</p><p style="background-color: white; color: #222222; font-family: Arial, Tahoma, Helvetica, FreeSans, sans-serif; font-size: 13.2px;">次はこのルータでポートフォワーディングが可能かどうかの確認.なんせ,IPv6 対応といってもいろいろと接続方式があるようで,うちのがどうつながっているのか,どこを見てもさっぱり要領を得ない.ルータの説明も,できるばあいもできない場合もあるっぽい感じで,とにかくやってみないとわからない感じ.ということで設定画面を見てみると,使えるポートのリストが表示され,フォワーディングの設定メニューも出ている.これはいけるのかもしれないということで,使えるポートとして出ているうちの一つをおうちサーバの 80 番にフォワーディングするように設定.この状態で <b><u>LTE 回線に接続した状態のスマホ</u> </b>を使って外から IP:port の形式で接続できることを確認したところ,ちゃんと表示できた.さらに IP アドレスを DynDNS で取っている FQDN にしても接続できる (最初に IPv6 で接続したとき,dyn.com で手動で新アドレスに更新しておいたが,IPv6 まで含めた ddclient による自動更新については調査中).もちろんポート番号を指定しなければ接続できないのはいうまでもない.</p><p style="background-color: white; color: #222222; font-family: Arial, Tahoma, Helvetica, FreeSans, sans-serif; font-size: 13.2px;">以上をまとめる.</p><p style="background-color: white; color: #222222; font-family: Arial, Tahoma, Helvetica, FreeSans, sans-serif; font-size: 13.2px;"></p><ol style="background-color: white; color: #222222; font-family: Arial, Tahoma, Helvetica, FreeSans, sans-serif; font-size: 13.2px;"><li style="margin: 0px 0px 0.25em; padding: 0px;">ルータで使える外からつなげるポートを一つ選び (接続に依存.以下,67890 を使うものとして例を示す),LAN 上のおうちサーバの http ポート (今回は 80) にフォワーディングされるようルータを設定する.</li><li style="margin: 0px 0px 0.25em; padding: 0px;">(例なので実在しないアドレスだが) yjo.domain.net を DynDNS で用意し,自宅の IP アドレス (ルータにプロバイダが振ったアドレス) と紐付ける.</li><li style="margin: 0px 0px 0.25em; padding: 0px;">yjo.domain.net:67890 で「<b>外部から</b>」接続できること,yjo.domain.net ではだめなことを確認する.</li></ol><p style="background-color: white; color: #222222; font-family: Arial, Tahoma, Helvetica, FreeSans, sans-serif; font-size: 13.2px;">FQDN による接続は内部 LAN に接続したクライアントからはうまくいかないが,これは当面諦めてローカル IP アドレスで接続することにして先に進む.</p><div style="background-color: white; color: #222222; font-family: Arial, Tahoma, Helvetica, FreeSans, sans-serif; font-size: 13.2px;"><p>ということで,ここからが問題.目標としては,yjo.domain.net だけで外からつなげるようにしたい.なお,domain.net というのは DynDNS で実際に使用可能な名前ではなく,記事上の仮の名前である.</p><div><p></p><p>これをおうち LAN 側からの設定だけで何とかしようとしても難しいようだ.ググるといろいろと実例は見つかるが,高機能ルータが必要だったりとなかなかハードルが高い.</p></div><p>少し考えた結果,次のような方法を思いついた.DynDNS には WebHop という機能がある.これは DynDNS 側で指定した FQDN にアクセスすると,別のサーバへのアクセスに転送してくれる機能.これでデフォルトポート宛に来た接続要求をポート番号まで込みにした別 URL に飛ばしてやればよさそうである.ところが,同じ FQDN に対して WebHop 設定はできないので (考えてみれば当たり前) もう一捻り必要で,標準ポート用の FQDN と,実ポート用の FQDN を別に用意すればよいのではないか.</p><p>ということで DynDNS だが,現在の契約では 30 個の FQDN を設定できる.現状は一つしか使っていないので,次のようにしてみた.</p><ol><li style="margin: 0px 0px 0.25em; padding: 0px;">DynDNS で,実際に動作するサーバ用に yjo<span style="color: red;"><b>2</b></span>.domain.net を Host として設定.</li><li style="margin: 0px 0px 0.25em; padding: 0px;">ddclient も yjo<span style="color: red;">2</span> の方を自宅向けの FQDN として維持するよう設定を修正.</li><li style="margin: 0px 0px 0.25em; padding: 0px;">同じく DynDNS で,yjo.domain.net に対して WebHop を設定し,飛ばし先を yjo<span style="color: red;"><b>2</b></span>.domain.net:67890 に設定.</li></ol><p>外から yjo.domain.net につなごうとすると,以下のようになるはず.</p><p></p><ul style="line-height: 1.4; margin: 0.5em 0px; padding: 0px 2.5em;"><li style="margin: 0px 0px 0.25em; padding: 0px;">yjo.domain.net にアクセスしようとする</li><li style="margin: 0px 0px 0.25em; padding: 0px;">DNS は yjo<span style="color: red;">2</span>.domain.net:67890 への転送を指示する (WebHop)</li><li style="margin: 0px 0px 0.25em; padding: 0px;">yjo<span style="color: red;">2</span>.domain.net は DNS によってルータの外部 IP に展開される</li><li style="margin: 0px 0px 0.25em; padding: 0px;">ルータでポートフォワーディングされて,内部サーバの 80 番ポートに渡される</li></ul><p></p><div class="separator" style="clear: both; text-align: center;"><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEio5ESPnn99YTFMLxKOEbc97jP6L5YiZo6_Q_UZgwoTwK8-Scb2F7pCyXEyXl5d4H4zOEkC3Yw54_jpc0jYxg9XBMKlgH3M_0P4V1fTyRk_kTmkYmW_Ozi88eSNnOsHyqsPaEpQcWD6OdSz/s738/portforward.gif" style="color: #cc6611; margin-left: 1em; margin-right: 1em; text-decoration-line: none;"><img border="0" data-original-height="442" data-original-width="738" height="396" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEio5ESPnn99YTFMLxKOEbc97jP6L5YiZo6_Q_UZgwoTwK8-Scb2F7pCyXEyXl5d4H4zOEkC3Yw54_jpc0jYxg9XBMKlgH3M_0P4V1fTyRk_kTmkYmW_Ozi88eSNnOsHyqsPaEpQcWD6OdSz/w662-h396/portforward.gif" style="background-attachment: initial; background-clip: initial; background-image: initial; background-origin: initial; background-position: initial; background-repeat: initial; background-size: initial; border: 1px solid rgb(238, 238, 238); box-shadow: rgba(0, 0, 0, 0.1) 1px 1px 5px; padding: 5px; position: relative;" width="662" /></a></div><br /><p>図にしてみたが,わかってもらえるだろうか.</p><p>これで http://yjo.domain.net/ への接続で内部のサーバとのやりとりが可能になるはず.以下,その確認.</p><p>まず 1 の段階で<b>外部ネットワークにつながったクライアント</b> (つまり LTE 接続状態のスマホとか) から yjo<b><span style="color: red;">2</span></b>.domain.net:67890 で内側のサーバの httpd にアクセスできることを確認してポートフォワーディングを確認.次に yjo.domain.net でも接続して確認.最初やったときはうまく行かなかったのだが,15分くらい経ったらつながるようになったので,DNS 情報の伝播にある程度の時間がかかる場合があるようだ.</p><p>以上でとりあえず web サーバ問題は解決.おうち LAN からは FQDN ではなくローカル IP アドレスでないと見られないのはちょっと不便だが,これ以上手間をかける気力はない.</p><p><br /></p><p>ssh も同様にルータでフォワーディングを設定してポートまで指定すれば外から接続できることを確認できたので,とりあえずこちらの設定は終了.外から sshfs でつなぎたいので,それは後日具合を見る予定.</p><p><br /></p><p>(追記)</p><p>なぜか職場のネットワークからはアクセスできない.謎.</p></div>yjohttp://www.blogger.com/profile/02047852565490363109noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-6888519182735914740.post-77525108065079262382021-09-04T22:51:00.029+09:002021-09-05T16:46:21.110+09:00IPv6への移行 (1):まずは接続までの一苦労<p>今まで IPv4 PPPoE での接続だったのを,IPv4 over IPv6 に移行したいと.一番は,回線速度.実用的に何か困っているわけではないのだけど,Syncroom が使える速度が出ないので,加わってみることもできない.あと,やはり時代は IPv6 だし(苦笑)</p><p>ということで,プロバイダを見ると,IPv6 にしても値段は変わらない.んじゃやるか,ってんで申し込んだ.で,使えるようにはなったんだけど,速度的には何も変わらない.ただ,IPv6 接続チェックのサイトでは,確かに IPv6 でつながっているので,プロバイダ側の設定はできている模様.要するにぜんぜんわかってないわけだけど,この状態で使っていた.</p><p>先日,急にネットがつながらなくなった.うちのルータは Buffalo の有線の安いやつ (BHR-4GRV2) で,IPv4 PPPoE でつながっていたのだが,ルータの様子を見るとこの接続に失敗している.一方,ルータの下にある PC 等からは Google とか YouTube にはつながるが,他の大半のサイトにはつながらない状態.</p><p>わけがわからないので,にわか勉強をしたところ,どうもこういうことらしい. </p><p><span></span></p><a name='more'></a><p></p><p></p><ol style="text-align: left;"><li>ルータは IPv4 PPPoE では接続できなくなった.ただしそうなることについての説明はプロバイダ (hi-ho) のサイトにはどこにも見つからず,不親切極まりない.これについてはプロバイダに問い合わせ中なので,何かわかったら追記する予定.</li><li>ルータは IPv6 パススルーに対応している.つまり,IPv4 PPPoE でつながっていなくても,IPv6 で直接つながるところとは通信できる.これが Google とかにつながった理由.</li><li>ルータは IPv4 over IPv6 には対応していない.なので,IPv4 PPPoE で接続できないと IPv4 の通信はできない.</li></ol><p></p><p>もちろんちゃんと理解しているわけではない (素人がにわかで理解できるとも思えない) ので,何か間違っている可能性は普通に大.が,そんなことを言っていても埒があかないのでとにかく試せることを試していく.</p><p>手許には以前に間違えて買ってしまって死蔵していたアイ・オー・データの WiFi ルータ (WN-SX300GR) があった (未開封).その箱には IPv6 (IPoE) 対応と書いてあったので調べると,IPv6 で接続できて,IPv4 over IPv6 ができるっぽい.試しにつないでみると自動設定で簡単に接続できた (IPv4 over IPv6 (MAP-E) で接続).知らなかったのだが IPv6 だと IPv4 PPPoE のようにアカウント情報を入れる必要もなくて,ちょっと感動.試しに手動で IPv4 PPPoE での接続もやってみたけどつながらず,Buffalo ルータが故障したりしたせいではないことが,一応,確認できた.</p><p>ということで,通常使用には問題ない状態になった.試しに Syncroom 回線チェッカーで様子を見ると,夜でもビックリするくらい安定して速度が出ていて,これならセッションに参加できるかもしれない.マンションの VDSL だし,マンションまでの光もそんなに容量がなかった気がしたのでほとんど諦めていたのだが,IPv6 の効果を実感した.</p><div class="separator" style="clear: both; text-align: center;"><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEg60fUgerpqqDriRWeUL2ZKLIMBnJrKne-QKw36NJHaZ0fCU9HXwgkLH3_w0F5603tK8MgXT8tnUDLPyy5DhHjZ3IhCfstjsgUe2N51S3QqYdrSMyi8tBRxS62SwSv8XQg3Sgmw54DvcIeM/s1507/sync.gif" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" data-original-height="652" data-original-width="1507" height="200" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEg60fUgerpqqDriRWeUL2ZKLIMBnJrKne-QKw36NJHaZ0fCU9HXwgkLH3_w0F5603tK8MgXT8tnUDLPyy5DhHjZ3IhCfstjsgUe2N51S3QqYdrSMyi8tBRxS62SwSv8XQg3Sgmw54DvcIeM/w400-h200/sync.gif" width="400" /></a></div><p></p><p><br /></p><p>さて,ここからが本当の問題になる (<a href="https://yjo-blog.blogspot.com/2021/09/ipv62.html">続く</a>).</p>yjohttp://www.blogger.com/profile/02047852565490363109noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-6888519182735914740.post-24121148561335533552021-05-16T18:44:00.002+09:002021-09-05T11:03:07.893+09:00LM380N 非革命アンプを箱に入れる<p> <a href="http://yjo-blog.blogspot.com/2021/04/lm380n.html">LM380N 非革命アンプを作ってみた</a>ので,これを箱に入れてみた.電源は AC アダプタを使うので,アンプそのものの体積は小さい.本格的に使うものでもないだろうし,百均でプラ製の箱を買ってきて組み込んでみた.</p><div class="separator" style="clear: both; text-align: center;"><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjBo4YOnsYdpWFNGGtKzYz27EFUKAiptrHkhqRszUYZTtHmMM_EucG0n8Q0OVUr_ZmHBW34Fiz4-jelxOos-l8xYpY0_Ssnk-eUIGPN9pq-Rqq8LdoPJSIBKMOjTxtvVrTr79cCBHNRtiZO/s2048/IMG20210516182836.jpg" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" data-original-height="1999" data-original-width="2048" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjBo4YOnsYdpWFNGGtKzYz27EFUKAiptrHkhqRszUYZTtHmMM_EucG0n8Q0OVUr_ZmHBW34Fiz4-jelxOos-l8xYpY0_Ssnk-eUIGPN9pq-Rqq8LdoPJSIBKMOjTxtvVrTr79cCBHNRtiZO/s320/IMG20210516182836.jpg" width="320" /></a></div><span><a name='more'></a></span><p style="clear: both; text-align: justify;"><span style="text-align: left;">やってみてわかったけど,今回,初のターミナル付き基板にしたのが非常によかった.</span></p><p style="clear: both; text-align: justify;"></p><div class="separator" style="clear: both; text-align: center;"><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEh5gXfw3zTddnMH-7qJoVQT6K4RJScJ8l8D5ZR5iN8dktezyfyZk5LeZRw4W1ckvS8D-ElLCqChgwHEeNgp0sDdlWsuoY9UpH_NJWdgD10hrmqjYVrSZbHfLpwUWHDQGXlnYtqIshyBJQTk/s4032/IMG_0217.HEIC" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" data-original-height="4032" data-original-width="3024" height="320" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEh5gXfw3zTddnMH-7qJoVQT6K4RJScJ8l8D5ZR5iN8dktezyfyZk5LeZRw4W1ckvS8D-ElLCqChgwHEeNgp0sDdlWsuoY9UpH_NJWdgD10hrmqjYVrSZbHfLpwUWHDQGXlnYtqIshyBJQTk/s320/IMG_0217.HEIC" /></a></div><br /><div class="separator" style="clear: both; text-align: center;"><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEg46mLXxd7TJe2RRDdqdd5WddY4_0Zl6flgssRTyE_a7ovxO756O82ize4XHkd_FaX1NHw_VNRIw7RQjjihjsNYySzRtZar5NnUofjMdftLTiKsPuYTPBWPmGmRdkwfaboLxnlUj3YrqmSA/s4032/IMG_0215.HEIC" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" data-original-height="4032" data-original-width="3024" height="320" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEg46mLXxd7TJe2RRDdqdd5WddY4_0Zl6flgssRTyE_a7ovxO756O82ize4XHkd_FaX1NHw_VNRIw7RQjjihjsNYySzRtZar5NnUofjMdftLTiKsPuYTPBWPmGmRdkwfaboLxnlUj3YrqmSA/s320/IMG_0215.HEIC" /></a></div><br /><div class="separator" style="clear: both; text-align: center;"><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgKVrLl_6DtsIUwlc5HNdND6Y-zcFcNGNQwfCjnBGkzQUhwRPo3QjqIvTVhRVmpbhyphenhyphen-iGXFpGsa3i4WL5XkEztsGGywUqg0hqi2lTKcUmhOTBmP8_mOL7P66caO9MrxDMXOjCBYoQueRDgn/s4032/IMG_0214.HEIC" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" data-original-height="4032" data-original-width="3024" height="320" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgKVrLl_6DtsIUwlc5HNdND6Y-zcFcNGNQwfCjnBGkzQUhwRPo3QjqIvTVhRVmpbhyphenhyphen-iGXFpGsa3i4WL5XkEztsGGywUqg0hqi2lTKcUmhOTBmP8_mOL7P66caO9MrxDMXOjCBYoQueRDgn/s320/IMG_0214.HEIC" /></a></div><p></p><p>最初は電源スイッチと PL なしで組んでみたんだけど,やはりあった方がいいかと思って追加した.PL のLEDは基板に空中配線的に付けていて,箱が透明だから光ってるのがわかるという方式.</p><p>非革命アンプはギリギリまで NFB を増やしているのでノーマルの回路より感度は低いのだが,それでもうちの使い方では感度が高すぎるのがちょっと難か.</p><p>電源は 19 V を入れているので,最大出力は 4 W くらいだろうか.IC に放熱フィンを付けていないので発熱が気になったが,外気温 25.5℃ でフタを閉めた状態でしばらく使って,放射温度計で測った内部の平均温度が 28 ℃にはならず,IC の表面温度も 35 ℃くらい.大音量を出すこともないので,このままでも大丈夫ではないかと思う.ケースの上下に通気孔くらいは空けてもいいかという気はしているが,そもそもケースはもう少し考えたいとも思っているので当面このまま.</p>yjohttp://www.blogger.com/profile/02047852565490363109noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-6888519182735914740.post-83535533265435817602021-04-25T18:58:00.007+09:002021-09-05T11:00:31.922+09:00今頃 LM380N 非革命アンプを作ってみる<p>ふと<a href="http://www7a.biglobe.ne.jp/~znotl/audioelec/Amplifire/LM380/index.html" target="_blank">非革命アンプ</a>なるものを見つけたのがほんのちょっと前.古典的アンプ IC である,ナショセミ LM380N にぎりぎりまで NFB をかけて音質改善を図るというもの.すでに10年以上前のものなのだが,ごく最近までまったく知らなかった.とても面白そうで,試してみたいなあとは思いつつ,今更 380 でアンプを作るのもなあ,とか思っていた.</p><p>前記事で書いたように PC 用のスピーカを鳴らすのに使っていたアンプをリプレースしたので,それまで使っていた 380 のアンプが余った形になった.ということで,これをベースに改造することで非革命アンプにできないか,考え始めた.</p><span><a name='more'></a></span><p>作ったのも相当前 (20年は経ってそう) なので,380 使ったことしか覚えてなかったけど,基板を見ると共立のワンダーキットだった.同梱パーツが微妙に違うが,まあほぼ同じものがまだ普通に売っているので,いかにこの IC がよくできていて,人気があるのかがわかる.ただ,基板自体は完成品を買ったようで (部屋の大掃除中に外袋が出てきたというね),それにミキサ (といってもエミッタフォロワの出力を抵抗で束ねただけ) とかボリュームとかを追加して箱に組み込んで使っていた.2系統の入力をミックスしてそれぞれにボリュームがあって,とかそのときには考えて作ったんだけど,結局,1系統しか使ってなかった.</p><p>根強い人気のある定番 IC とはいえ,さすがに設計も何も古すぎるからか NS を引き継いだ TI はこいつの製造の終了を予定しているとも聞く.だからといってストックを買っておこうとまでは思わないが,ちょっと残念な気もしないではない.</p><p>この基板,回路自体はほぼ標準回路通り.そもそも外付け部品の少なさが売りの IC なので,非革命アンプといったところで部品がそれほど増えるわけでもないし,この基板上に再構成できそうな気がする.ということで IC 以外の部品を一通り外して接続し直したり部品を替えたりすることにしてみた.</p><p>とりあえず電源パスコン以外を全部外して,非革命アンプ推奨回路3にほぼ準拠する形の回路で改めて部品を付け直した.</p><div class="separator" style="clear: both; text-align: center;"><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhlz7cuQhXPvNFjBY8eKf4Zar8yVpcuQAODH2N-_Xqr3NvH9oi_E5rk4klT2FVhho4UmyovIdsXtogiY5Rm8uKUbNOq8GNYplCutYSyq7OCZOyC2cavIOXXUBZiNTpg_3doxmNC5vCkPAOr/s2048/IMG20210418183830.jpg" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" data-original-height="1550" data-original-width="2048" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhlz7cuQhXPvNFjBY8eKf4Zar8yVpcuQAODH2N-_Xqr3NvH9oi_E5rk4klT2FVhho4UmyovIdsXtogiY5Rm8uKUbNOq8GNYplCutYSyq7OCZOyC2cavIOXXUBZiNTpg_3doxmNC5vCkPAOr/s320/IMG20210418183830.jpg" width="320" /></a></div><div><br /></div><p style="text-align: left;">この写真ではわかりにくいが,もともとの部品用の穴を利用してはいるものの,定数が違ったり,二つの部品の穴にまたがるように新たな部品を付けたりしている.出力のカプリングコンデンサは元が 470 μF / 16 V だったのを1000 μF / 25 V にしているので,不釣り合いな大きさに見える.リードも太くて元の穴にはギリギリ入らないのを,キリで少し広げて通している.出力と並列に入る CR は,2.7 Ωの手持ちなどないので,もとの 5.1 Ω に手持ちの 4.7 Ω を基板上でピギーバック的に追加して並列にしている.ここの C も元々のものを流用.</p><div><p style="text-align: left;">裏側にもパーツがある.</p><div class="separator" style="clear: both; text-align: center;"><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEh_DzqdiojTiufgw68b_V_PpNqso3cVV5zNDZF4Nvcc_14I5fcl3j5wfhcMFjY3qUN9NNDoyPyuiadoPT_RcxSDjHJgoAwFg0Cm0l6K2E2h_nQLl5-j9h1ub92IiZR4Xx0bP9KAx1zwMW-d/s2048/IMG20210418183841.jpg" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" data-original-height="1554" data-original-width="2048" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEh_DzqdiojTiufgw68b_V_PpNqso3cVV5zNDZF4Nvcc_14I5fcl3j5wfhcMFjY3qUN9NNDoyPyuiadoPT_RcxSDjHJgoAwFg0Cm0l6K2E2h_nQLl5-j9h1ub92IiZR4Xx0bP9KAx1zwMW-d/s320/IMG20210418183841.jpg" width="320" /></a></div><br /><p style="text-align: left;">NFBを増やしたのに対応するためのコンデンサはピン間に直付け.そして,そもそもの NFB の CR は,表側には部品を付ける場所がなかったので空中配線も使って無理矢理.</p><div><p>これで電源に 12 V を入れてみたところ,普通に音が出て使えることを確認できた.</p><p>LM380N は電源を 22 V までかけられる.これで 8 Ω 負荷で 4.5 W 出力ということになっている.上の改造基板は電源パスコンを元のまま残したので,15 V が電源の上限になっている.なので,ここも入れ替えることにした.</p><p>入れ替えた結果がこれ.</p><div class="separator" style="clear: both; text-align: center;"><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEh-bJfOuzKW0Qa_8_Cd6aLQLFivgjt8eVr4oujLPZrh4g9RYk5ELX0_7tjqXLTEU-bzxwfvRcpWwEWmzwWyPzrqPpm7nVzF7TPwK8wHXz2izNX4VilX_6hi7H03rSU98ytvKzZ4I7VRKeOP/s2048/IMG20210425161121.jpg" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" data-original-height="2048" data-original-width="1536" height="320" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEh-bJfOuzKW0Qa_8_Cd6aLQLFivgjt8eVr4oujLPZrh4g9RYk5ELX0_7tjqXLTEU-bzxwfvRcpWwEWmzwWyPzrqPpm7nVzF7TPwK8wHXz2izNX4VilX_6hi7H03rSU98ytvKzZ4I7VRKeOP/s320/IMG20210425161121.jpg" /></a></div><p style="text-align: left;">無理矢理もいいところ.この基板,わざわざ各 IC の側にパスコンを独立に配置しているのだけど (おそらく 1ch 用のパターンを二つ並べて電源ラインをつないだ形の設計),その両方を替えようとすると,片ch 側はコネクタが使えなくなってしまう.ということで,そちらは裏側に取り付けている.こういうことをすると,基板を箱に組み込むときに苦労することになるのは目に見えているのだが,それはそれ.</p></div><div><p>これで余っている 19 V のアダプタと組み合わせてやると,4 W くらいは余裕で出力できるようになるはず.ただ,IC の放熱のことは考えてない.</p><p>ちなみに 19 V のアダプタというのは,昔,面白半分に買ってほとんど使わなかった Life Touch Note のアダプタ.3 A 以上の電流が取れるのでこのアンプには過剰なのだが,だからといって新規に電源を作ったり買ったりするのも馬鹿馬鹿しいので,これを使うことを想定.このアダプタ,前に出力をオシロで見たところ,スイッチングノイズとかほとんど見えなくてびっくりしたくらいで,意外に高級品なので残しておいた.Life Touch Note 本体は捨てたけど.</p><p>ということで,入力ボリュームを付けて箱に入れれば使えるアンプになりそう.それはまた<a href="https://yjo-blog.blogspot.com/2021/05/lm380n.html">後日</a>かな.</p></div></div>yjohttp://www.blogger.com/profile/02047852565490363109noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-6888519182735914740.post-75313679637912231712021-04-04T20:30:00.016+09:002022-10-01T20:11:55.462+09:00PCのサウンド環境の更新:アンプの製作(?) その2<p><a href="https://yjo-blog.blogspot.com/2021/04/pc-1.html">というわけで</a>,音は出せるようになったのだけど,所詮 6 cm スピーカなのでエンクロージャがホーン構造のなんのといっても,低音はたかがしれている.ほんとうの重低音を求めるようなものではないにしても,ちょっとくらいは補強したい.実際,PC のグライコでいじってみたけど,低音を少し持ち上げるとちょっとはマシになる感じがする.とはいえ,PC でいじるとヘッドホンでも効いちゃうとか気持ち悪いので,スピーカ用のアンプに独立のトーンコントロール (TC) くらい欲しいな,という気になってきた.</p><p>その 1 で書いたように箱のスペースが余りまくっているので,ここに基板を同居させることは余裕でできる.フロントパネルも余裕があるからツマミを並べるのも問題なさそう.じゃあ,作ってみるかなあ,と.</p>
<a name='more'></a>
<p>TC といえば,部屋のメインオーディオのコントロールアンプには CR 型のを組み込んである.一応ディフィートスイッチを付けてあるんだけど,もう結構前から TC 入れっぱなしでちょっと低音を持ち上げて使ってる.ちなみにこちらのスピーカも ONTOMO (2015年8月) のだけど,10 cm バックロードホーンというシロモノで割りと余裕をもって鳴ってくれる.エンクロージャの板が薄いので補強しようとは思っているのだけど,そのままになってるなあ.</p><p>で,本題の PC 用アンプの方をどうしようか,ふつうに OP アンプで NF 型を組めばいいかな,という方針で回路定数計算するのも面倒くさいので適当そうな回路をググっているうちに,キットでもいんじゃね? と思い至った.TC 用の石ってのもあるけど,今回はふつうに OP アンプでやってるのないかなと探して見つけたのが NFJ の基板キット.Mid が付いた3バンドというのがオーディオ的にはちょっと珍しい気もするけど,別にそこは拘らなくてもいいかな,と.ただ 3 バンドって,ギターアンプでもよくあるけど,とくに Mid の使い方がよくわかんない.まあ,無理に動かさないで真ん中にしておけばいいのかね.ということで,これを入手.基板作ったり部品集めたりする手間がいらないのは,超楽.あんまり楽しすぎると人間がダメになっていく気もするけど,TC はそれなりに部品も多いのでいいことにした.</p><p>実際に作る前にレビューとかで評判を見ると,ゲインが高いというのが見つかった.実際,初段は約5倍の反転アンプになっている.</p><div class="separator" style="clear: both; text-align: center;"><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiZTOY5LnYA3Y_dGlnswzug5Tt_WN5WuoH5Nf1fECi6JKEjTL3gbYvQDgZOWeVN4yh4wKSshKNYeO2QdUVt5xkf5SVwVkKLX5HxBW1pvMLpPD26lVk9aOK8zG2XGMcc0R6IXQ3MegTr0JwO/s876/buffer.gif" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" data-original-height="703" data-original-width="876" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiZTOY5LnYA3Y_dGlnswzug5Tt_WN5WuoH5Nf1fECi6JKEjTL3gbYvQDgZOWeVN4yh4wKSshKNYeO2QdUVt5xkf5SVwVkKLX5HxBW1pvMLpPD26lVk9aOK8zG2XGMcc0R6IXQ3MegTr0JwO/s320/buffer.gif" width="320" /></a></div><p style="clear: both; text-align: justify;"><span style="text-align: left;">ゲインを稼ぐ必要は皆無なので,ここを1倍にしてしまえばよさそうである.具体的には,R30,R31 を 10 kΩ から 47 kΩ に変える.R1 (R13) を変えてもいいのだけど,一応,位相補正のコンデンサが付いているのでそっちの時定数を変えないためと,R30 (R31) を大きくした方が入力インピーダンスが上がっていいのではないかというくらいで,そういうことに.手持ちの 47 kΩ に金皮が何本かあったので使用.</span></p><p style="clear: both; text-align: left;">この基板はトーンコントロール付きプリアンプということになっているので,ボリュームも付いている.しかし,これはいらない.パワーアンプ段にボリュームがあるのでそちらを活かし,この基板の音量調節はなしにしてしまう.ボリューム (50 kΩAの2連) は付けずに,47 kΩを入れて減衰なしになるようパターンをショートしておく.</p><p style="clear: both; text-align: left;">入出力端子は基板には付けない.この基板には配線用のターミナルを付けられるようになっているのだが,(手持ちにターミナルがないので) それもせずにケーブルを直付けして,基板間とパネル上の端子類とを接続することにしよう.</p><p style="clear: both; text-align: left;">それ以外は付属の部品をそのままハンダ付けしていく.OPアンプは TI の NE5532P が入っていたのでそのまま使う.電源電圧は調整ボリュームを回し切ると,外部から 12 V を供給したときに 11 V ほど出るようになるので,そのまま.これで出力は pp で ±4 V くらい出るんじゃないかな.十二分でしょう.</p><p style="clear: both; text-align: left;">いったん,テスト用に仮の端子を繋げて動作テストをしてみる.</p><div class="separator" style="clear: both; text-align: center;"><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEj1gkLk1Pt7UsAMx1fXRNzueOWCOdyJT-L5GHqSzTP-diiUoEoOCL1hGha8eBD4qNhoswWNJZu7NXZ5HDTsXyKDjOs-X0H-IOLyhI4nMz45ZXhS1x2FXaEf55-_mo_ovJZYFyelf0qdjxyx/s4160/IMG20210331143825.jpg" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" data-original-height="4160" data-original-width="3120" height="320" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEj1gkLk1Pt7UsAMx1fXRNzueOWCOdyJT-L5GHqSzTP-diiUoEoOCL1hGha8eBD4qNhoswWNJZu7NXZ5HDTsXyKDjOs-X0H-IOLyhI4nMz45ZXhS1x2FXaEf55-_mo_ovJZYFyelf0qdjxyx/s320/IMG20210331143825.jpg" /></a></div><p style="text-align: left;">端子はキット付属の本来は基板実装タイプのもの.これでアンプにつないでとくに問題なく動くことを確認.</p><p style="text-align: left;">次は箱への組み込み.トーンのボリュームは上の写真で左から Treble, Mid, Bass の順で,これは感覚的に気持ち悪いので逆にしたい (ギターアンプはこの順の配置が結構ふつう.なぜ?).このボリュームで基板をパネルに固定することになるので,裏返しに装着すればいいだろう,そうすると箱の右の方に寄せ気味にすれば基板が納めやすそう.ということで,穴の位置を考えた.その結果がこれ.</p><div class="separator" style="clear: both; text-align: center;"><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEh9zNZBktV9ycnOcTJfvFU4P0A1z7Pw99R5IiYEfjaQVXxE8H3qcf4f8Lul2ru5IkxWE7FU-BVO5YmhvEt8foqaBS5r8bJUK4HboAv5aj893-CvwsHntMT_ZdC0I3lUVKgiKHmbWiQklNCA/s4160/IMG20210404154520.jpg" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" data-original-height="4160" data-original-width="3120" height="320" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEh9zNZBktV9ycnOcTJfvFU4P0A1z7Pw99R5IiYEfjaQVXxE8H3qcf4f8Lul2ru5IkxWE7FU-BVO5YmhvEt8foqaBS5r8bJUK4HboAv5aj893-CvwsHntMT_ZdC0I3lUVKgiKHmbWiQklNCA/s320/IMG20210404154520.jpg" /></a></div><div class="separator" style="clear: both; text-align: center;"><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEi5Bx-ZKNAWhqX_ITMg1TnCSHuhKCEqaX7enCDiR7vVLSVxa3ETfEowr06qanEK4cZ9oYAv_RCz-pW3JUMUrf3y2EyqU2D7wFt3HGcy0gVB5ghPe4ofq-md7lAjr4aSHmzNXrwM58BH_ljo/s4160/IMG20210404154534.jpg" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" data-original-height="3120" data-original-width="4160" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEi5Bx-ZKNAWhqX_ITMg1TnCSHuhKCEqaX7enCDiR7vVLSVxa3ETfEowr06qanEK4cZ9oYAv_RCz-pW3JUMUrf3y2EyqU2D7wFt3HGcy0gVB5ghPe4ofq-md7lAjr4aSHmzNXrwM58BH_ljo/s320/IMG20210404154534.jpg" width="320" /></a></div><p style="text-align: left;">ちょっとツマミが密集するけど,頻繁にいじるものじゃないからいいことにする.ちょっと配線間違えてやり直したり,ボリュームのワッシャーを入れずに組み上げてしまったりとかはあるけど,まあいいでしょ.レタリングの文字と TC がかぶっちゃうので,表のシールはそのうち作り直そうとは思いつつ,このまま組み上げてしまって,TC 用には旧アンプから外したツマミを付けて,できたのがこちら.</p><div class="separator" style="clear: both; text-align: center;"><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhkVwJhQOeabLIZEwNI6h7pqRlkr3oSAmUcHn0L1iJ0D_oFI9VzYmQI6aigNzP7YqnpjYINiqAeVLqJfWxAHcnA7MmI8MLqPHFLTOzCxKiPRmEYl3js_djGuzY-zJsjuBjfcTJ33pdMnnYW/s2590/IMG20210404155651.jpg" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" data-original-height="1599" data-original-width="2590" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhkVwJhQOeabLIZEwNI6h7pqRlkr3oSAmUcHn0L1iJ0D_oFI9VzYmQI6aigNzP7YqnpjYINiqAeVLqJfWxAHcnA7MmI8MLqPHFLTOzCxKiPRmEYl3js_djGuzY-zJsjuBjfcTJ33pdMnnYW/s320/IMG20210404155651.jpg" width="320" /></a></div><p style="text-align: left;">ふつうにTC付きのアンプが完成.やっぱりツマミでいじる方が直感的でよい.いずれにしてもスピーカがボトルネックということもよくわかった.サブウーファとかも考え中.その場合は,このアンプの裏側に入力をそのまま出す端子を付けるのかな.そのうち考えよう.</p><p style="text-align: left;">動作とか性能はともかくとして,見た目はもう何ともダサダサ.せめてツマミはなんとかしたいよな~.それだけで,かなり見た目の印象が違ってくると思うんだけど.あるいはフロントパネルはなんか作ってはめ込むようにした方がいいのかな~.</p><p style="text-align: left;">電源は,結局,パワーアンプ基板に付属していた 15 V のものに変更.TC 部の電源電圧も少し上がるけど,悪いことは多分何もないはず.</p>yjohttp://www.blogger.com/profile/02047852565490363109noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-6888519182735914740.post-88717842432691131592021-04-04T18:02:00.009+09:002022-10-01T20:12:06.399+09:00PCのサウンド環境の更新:アンプの製作(?) その1<p> 自室のデスクトップ環境の音出しは,20年くらい前に作ったと思しき LM380N のアンプと,40年くらい前に作った超小型バスレフ箱 (長岡鉄男の図面による FE83 用) に FE87 を入れたのだった (と思う) のだが,死蔵していた2017年版 ONTOMO MOOK の Pioneer 6 cm フルレンジ + QWT 型エンクロージャを最近組み立てたので,入れ替えることにした.スピーカ自体はただ組み立てただけなので特筆すべきことはなし.音は…まあ,6 cmだしなあ,というのはあるが,PC 用としては音楽もそこそこ行けるかな.ユニットも箱もいろいろと工夫があるようだ.が,まあ,こうしてみると長岡鉄男の 8 cm 用超小型バスレフ箱はよくできているのだと感心もする.40年前の FE83N でもそれなりにもっともらしく鳴るんだから.</p><p>さて,アンプの方.こちらも Stereo 2014 年 1 月号付録の基板が長年放置されている.ので,これを箱に入れて使ってみることにした.もともとそういうつもりで買ったのだと思うが,今となってはその辺は定かではなくなっている (苦笑)</p>
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<p>このアンプはいわゆるデジタルアンプ.石はTDA7491HVというものらしい.D級,BTL,4 Ω 負荷で10 Wちょい出せるようだ (12 V動作時).基板は一応 Luxman の設計ということになっているが,メインの石が決まれば回路は決まってしまうし,OP アンプのフラットアンプが入っているけど,これだってねえ.まあ,それはともかく,これが放置されていたので使うことにしたわけ.</p><p>この基板は基板にボリュームから端子から全てくっついているので,ちょっと試すにはともかく,箱には入れにくい.なので,端子とかは基板から外す.外す前がこれ.</p><div class="separator" style="clear: both; text-align: center;"><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjftMbdx3pWXxb8cZkDEmcLIMW2cFawtjptVDL5bVDN0jL2sQU2bJARUksO1yafY0Euk6gPiCZ_XibdJ9l64xa_8REbK2V521CnGeGO_T_Hxe8syeTfIfje-tBgzDOWaN2P7Z7I9OIgYfNm/s4160/IMG20210207164418.jpg" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" data-original-height="4160" data-original-width="3120" height="320" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjftMbdx3pWXxb8cZkDEmcLIMW2cFawtjptVDL5bVDN0jL2sQU2bJARUksO1yafY0Euk6gPiCZ_XibdJ9l64xa_8REbK2V521CnGeGO_T_Hxe8syeTfIfje-tBgzDOWaN2P7Z7I9OIgYfNm/s320/IMG20210207164418.jpg" /></a></div><div class="separator" style="clear: both; text-align: center;"><div style="text-align: left;">外した後がこれ.</div><div class="separator" style="clear: both; text-align: center;"><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjruCITPur0HFFDkWGl4cNyqqCI00fCaBhYQOF0vtcRtNqVshSN5KvhCrgcz6mTEE5Dbax533s8fYuGLYVqYBH8ongeq5lhwvZ0WXPhjLhu1nUh1cGNEHH0qo4XCYA5-JVTjAmh-TU5h2oF/s4160/IMG20210207180912.jpg" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" data-original-height="4160" data-original-width="3120" height="320" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjruCITPur0HFFDkWGl4cNyqqCI00fCaBhYQOF0vtcRtNqVshSN5KvhCrgcz6mTEE5Dbax533s8fYuGLYVqYBH8ongeq5lhwvZ0WXPhjLhu1nUh1cGNEHH0qo4XCYA5-JVTjAmh-TU5h2oF/s320/IMG20210207180912.jpg" /></a></div></div><p style="clear: both; text-align: left;">ボリュームはスイッチ付きの20 kΩ2連だったが,スイッチとボリュームを連動させたくないし,というかそもそも電源スイッチいらないし,ボリュームもパネルに付けたいので外してしまった.スイッチ部分は基板上でショート.</p><p style="clear: both; text-align: center;"><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEikpuFDJmUHpVgYva4FYwg0z5Q1mBgVagNLxceotcKYVrwp1bBE3CHtoDAKrAhyYauF_5adkrXJid83wyTXmRaQwPevrnoktyFYy3QCvDiymWP5JWS9jaOk5ri9faA1-_ZB8M82LGl04EH3/s4160/IMG20210214132157.jpg" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" data-original-height="4160" data-original-width="3120" height="320" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEikpuFDJmUHpVgYva4FYwg0z5Q1mBgVagNLxceotcKYVrwp1bBE3CHtoDAKrAhyYauF_5adkrXJid83wyTXmRaQwPevrnoktyFYy3QCvDiymWP5JWS9jaOk5ri9faA1-_ZB8M82LGl04EH3/s320/IMG20210214132157.jpg" /></a></p><p style="clear: both; text-align: left;">パネル用の部品を使って箱に組み込む.箱は摂津金属 UT-3.基板のサイズからは,こんなに厚みのある箱はいらないのだけど,リアパネルにくる端子数を考えるとギリギリの箱にはしたくなかったのでこれにした.とはいえ,容積に余裕がありすぎるので,<a href="https://yjo-blog.blogspot.com/2021/04/pc-2.html">その2の企画</a>に繋がった.</p><p style="clear: both; text-align: left;">パイロットランプの LED は外したものではなく手持ちの赤いのを付けている.ここだけ,ターミナルを使っているのは,たまたまあったから.スピーカ端子は,気分でバナナプラグをさせるように陸式にした.廉くて使いやすい.PC の座席とスピーカの位置関係から左右の音量はかなり変える必要があるので,バランスコントロールを兼ねて左右独立のボリュームをパネルに.共立エレショップで売っていたデテントっぽいクリック感のある 100 kΩA.DC ジャックはパネル用 φ2.1 の安いのを.RCA ジャックは買ってしまってから手持ちにもあることがわかりがっくり.廉いものではあるけど.</p><p style="clear: both; text-align: left;">蓋を閉じるとこんな感じ.レタリングは透明粘着シートにレーザプリンタで印刷したのを水貼りしてみた (初挑戦).</p><div class="separator" style="clear: both; text-align: center;"><div class="separator" style="clear: both; text-align: center;"><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEh3n959FRY1ahU8MRhKcY-HjVrdFYocFLzkrXFOF7V2uZ3N_EDdoBu6AnUJ2ZQb17ACmoh1U020wUykK2ut88z-LgstluSNEbFTthzpxsa3CXzCUsYmIk3QmpJw24LlUl20aWqVb_9gXFB3/s2927/IMG20210214132236.jpg" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" data-original-height="1909" data-original-width="2927" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEh3n959FRY1ahU8MRhKcY-HjVrdFYocFLzkrXFOF7V2uZ3N_EDdoBu6AnUJ2ZQb17ACmoh1U020wUykK2ut88z-LgstluSNEbFTthzpxsa3CXzCUsYmIk3QmpJw24LlUl20aWqVb_9gXFB3/s320/IMG20210214132236.jpg" width="320" /></a></div><p style="text-align: left;">まだ完全に水気が飛びきっていないので浮いたように見えるところもあるけど,それなりに貼れそうな感じではある.</p><p style="text-align: left;">裏は直貼りしたので気泡だらけ.</p></div><div class="separator" style="clear: both; text-align: center;"><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgzrC9xlVaK7e6E8FqQt6lWHkUVRI8kYMTVqyLnzRRE0iJhzuARjg3HMOFKHLwz8ro1TBTLNBz15pQ_Xdf18gr7n4YEh-w48DOg4twJTF7PUJT9ApQLLpLXBixIjH0HIquBcaICoHOX8EE8/s3120/IMG20210214132303.jpg" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" data-original-height="1856" data-original-width="3120" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgzrC9xlVaK7e6E8FqQt6lWHkUVRI8kYMTVqyLnzRRE0iJhzuARjg3HMOFKHLwz8ro1TBTLNBz15pQ_Xdf18gr7n4YEh-w48DOg4twJTF7PUJT9ApQLLpLXBixIjH0HIquBcaICoHOX8EE8/s320/IMG20210214132303.jpg" width="320" /></a></div><p style="text-align: left;">ケースの背が低いとこれだけを横一列に並べるとかなって,結構ギリギリな感じになる.RCA ジャックも板に付いているタイプだと苦しいのでひとつずつパネルに直付けするタイプになるのかな.</p><p style="text-align: left;">PC では TASCAM US-1x2 と組み合わせて使う.幅はぴったりとまではいかないけど,かなり近くてよいのだけど,やっぱりフロントパネルのデザインがなあ.まあしょうがない.</p><div class="separator" style="clear: both; text-align: center;"><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjIsArAZXB9n7msE6s3H9arixmkRz_zXNN3Dsna89OaD9huER_wMnSUosmgG9m0jhSVTrO7jgM7HEm6WZljAoHCrMqoFNMH84O_l9k8ganXX2topGIKAANrxWnrNa3FVmNWQ7KO8BgQNlng/s2560/IMG20210214163409.jpg" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" data-original-height="2215" data-original-width="2560" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjIsArAZXB9n7msE6s3H9arixmkRz_zXNN3Dsna89OaD9huER_wMnSUosmgG9m0jhSVTrO7jgM7HEm6WZljAoHCrMqoFNMH84O_l9k8ganXX2topGIKAANrxWnrNa3FVmNWQ7KO8BgQNlng/s320/IMG20210214163409.jpg" width="320" /></a></div><p style="text-align: left;">普通の音が出るので問題なしということで.なお,電源はこれまでも使っていた 12 V のアダプタをそのまま使っている.もう少し電圧を上げてもいいようだが,出力はこれでいいかな,という感じ.15 V のアダプタが手持ちにあったので,そのうち試してみてもいいかな.</p><p style="text-align: left;"><a href="https://yjo-blog.blogspot.com/2021/04/pc-2.html">その2</a>に続くよ.</p>yjohttp://www.blogger.com/profile/02047852565490363109noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-6888519182735914740.post-23226483422341944312020-02-24T17:39:00.000+09:002020-02-24T17:40:35.328+09:00Vaio Pro 13 バッテリトラブルと復旧ずいぶん以前に買って,<a href="http://yjo-blog.blogspot.com/2014/12/vaio-pro-13-ssd.html">SSDの交換記事も載せた</a> Vaio Pro 13 なのだが,現在は SSD をオリジナルに戻して Windows 10 が入った状態で,ほとんど死蔵している.256 にしたあと,しばらく普通に使っていたのだけど,別のマシンの増量も必要になり,こちらを 512 GB にして,256 の方を別口に流用しようと思い立ったのであった.ところが 512 の SSD を入れてみたところ,SSD の発熱に対応できず,256 のはもう別のところに入れてしまったので,128 に戻すしかなかったのである.最近のなら大丈夫なのかな.<br />
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いずれにしても,2013年発売のものだけに,ここ数年はほとんど使われていなかったのである.Windows だけはアップデートしてたけど.<br />
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で,ある日ふと使ってみると,AC アダプタをつないでるときは問題ないけど,バッテリ駆動にすると画面がちらついてどうしようもなくなることが判明.ディスプレイドライバの省電力がらみかとあれこれ調べたり設定をいじってみたり,ドライバを古いのに戻してみたり,等々を繰り返したけどらちがあかない.BIOS 画面でも同じ状態になるので,これはハードの故障か,と諦めたのであるが…<br />
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ふと思いついて,バッテリの完全放電を試してみた.要するに BIOS 画面を出して,そのまま放置する.すると,Windows からはバッテリは 80% くらい残っているように見えているのだが,30分もしないうちに電源が落ちてしまった.ははあ,これか,と.そこから再充電をかけて Windows から様子をモニタしてみると,ほんとに空の状態から充電しているように見える.充電時間も相当かかる.念のため,表示が満充電になってから,BIOS 画面での完全放電 (今度は朝スイッチを入れてそのまま放置して出勤) と再充電をもう1回行った.<br />
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そして,今,これをそのマシンで,バッテリ駆動状態で書いていて,全く問題がなくなったように見える.もちろん,古いマシンなのでバッテリもそれなりに劣化しているだろうけど,ずっといたわり充電モードで使っていただけあって,今でも数時間は楽勝で使えるくらいには元気.ということで,ほぼ完全復活してしまったようだ.<br />
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ちょっと探してみたらバッテリも手に入るようなので交換するのもちらっと考えたけど,やってもこれからこいつをガッツリ使うことがあるとも思えないし.SSD 交換とかも,もういいや.<br />
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ほんとは息子が高校生になったときに使わせるつもりだったんだけど,およそこういうのに興味示さないし,学校でもほとんど必要ないみたいだし.ちょっともったいないけどね.<br />
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出張するときにもっていくマシンの予備みたいな位置づけで,メンテだけしとくのかな~<br />
そういえば久々にこいつで文章打ってるけど,キーボードの違和感がすごいw<br />
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おまけ.<br />
BIOS 画面は電源の切れた状態から ASSIST ボタンで起動する.yjohttp://www.blogger.com/profile/02047852565490363109noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-6888519182735914740.post-41376816016937872002018-12-24T11:56:00.000+09:002018-12-25T12:52:32.607+09:00Ubuntu 18.04LTS で NAT ルータを構築まあ,数千円で有線ルータが買える時代なのではあるが.<br />
ちょっと思うところがあり,Linux で NAT ルータを組んだ.<br />
Linux をいじり始めた頃,余っていた 386SX のマザーボードにフロッピーディスク1枚で動くというディストリビューションを使って,当時まだ実験中段階だった IP masquerade で,フロア中の PC を一つの IP アドレスでネット接続可能にしたりしたのだった.まだ20世紀のころだな.ベニヤ板に AT 電源とマザボを木ネジで留め,FDD はガムテープで固定,カバーは段ボール.NIC は ISA バスに 2 枚刺し,キーボードもモニタもなし,みたいな.これは最初の設定にちょっと苦労したけど,かなり長期間,実用したのも懐かしい.<br />
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ハードウェア</h3>
今回のハードには,LAN ポートが複数ついていて,ファンレスな小型マシンが適当.マシンパワーはいらないので,古いノート PC (+USBの ether) というのも考えたが,今回は潔く新規導入.適当に探した中で XCY のベアボーンに4ポートの LAN がついたシリーズを発見.Celeron J1800,2 GB メモリ,32 GB SSD (mSATA) のモデルなら 18,000円だったのでこれを採用.ほかにインターフェースは VGA ×1,USB2.0 ×2.十分である.<br />
Windows 7 プレインストールとのことだが,使わないので本質的ではない.上書きしてもぜんぜんかまわないのだが,ちょうど 32 GB の mSATA SSD (1,200円くらいだった) が手持ちにあったので,これに差し替え.Win7 入りのはそのまま外して保管 (使用予定は特にないが).<br />
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OSのインストール</h3>
インストールする OS は迷ったが,Ubuntu 18.04 LTS.Server ではなく Desktop を最小構成でインストールすることに.<br />
<br />
インストール時には,VGA ポートにモニタをつなぎ,USB のキーボードとマウスをつけて,インストールイメージを焼いた USB メモリから起動.起動時に F11 キーでブートデバイスを選ぶメニューが出るので,USB メモリを選択し,あとは適当に選んでいってインストールを終える.LAN 関係はあとで設定し直すので,この段階では適当でよい.<br />
USB メモリを抜いて,内蔵 SSD から起動し,あれこれ設定に入る.<br />
<br />
<h3>
LAN ポートの設定</h3>
このマシンは LAN ポートが四つあるが,当面は二つを使う.ひとつは外とつなぐ側で,これは DHCP で外のネットワークから接続情報を取る.まずこちらを設定して,ふつうに使えるようにしておく.どのポートでもいいのだが,今回は LAN4 を使用.システムからは enp4s0 という名前で見える.ネットワーク設定で IPv4 のところのメソッドを DHCP にしておけば OK.これで既存の LAN に接続して,外を見に行けることを確認.ついでにこの段階で,システムの update/upgrade もしてしまう.<br />
<br />
さて,ルータとして使うので,もうひとつのポート,LAN1 (enp1s0),を設定する.このルータの下にぶら下がるプライベート LAN には 192.168.1.0/24 の空間を割り当てる.IPv4 の設定としては,<br />
メソッド: 手動<br />
アドレス: 192.168.1.1<br />
ネットマスク: 255.255.255.0<br />
ゲートウェイ: 192.168.1.1<br />
DNS: 自動<br />
ルート: 自動<br />
<br />
<h3>
DHCPサーバのインストール</h3>
このルータの下にぶら下がるネットワークからは,このマシンが DHCP サーバになる.<br />
<br />
$ sudo apt install isc-dhcp-server<br />
/etc/dhcp/dhcpd.conf を編集.<br />
以下のコメントを外して有効化.<br />
<br />
authorative;<br />
log-facility local7;<br />
<br />
以下を設定<br />
<br />
subnet 192.168.1.0 netmask 255.255.255.0 {<br />
range 192.168.1.50 192.168.1.199;<br />
option domain-name "local";<br />
option routers 192.168.1.1;<br />
option broadcast-address 192.168.1.255;<br />
default-lease-time 432000;<br />
max-lease-time 864000;<br />
}<br />
<br />
上の例ではリース時間をデフォルトで5日,最長10日で設定しているが,最長は無限 (-1 を設定 →<a href="https://serverfault.com/questions/505300/isc-dhcp-infinite-lease-time">参考</a>) でもいいのかも.<br />
<br />
<h3>
IP forward の設定</h3>
/etc/sysctl.conf を編集.以下を有効化.<br />
<br />
net.ipv4.ip_forward=1<br />
<br />
<h3>
IP masquerade の設定</h3>
iptablesの初期化.<br />
<br />
$ sudo iptables -t nat -F<br />
$ sudo iptables -F<br />
$ sudo iptables -L<br />
<br />
<div>
新たな設定.enp1s0 がローカル側,enp4s0 が外側に注意.<br />
<br />
$ sudo iptables -t nat -A PORTROUTING -o enp1s0 -j MASQUERADE<br />
$ sudo iptables -A FORWARD -i enp1s0 -o en4s0 -m state --state RELATED,ESTABLISHED -j ACCEPT<br />
$ sudo iptables -A FORWARD -i enp4s0 -o enis0 -j ACCEPT<br />
<div>
<br /></div>
<div>
設定内容をファイルに保存.</div>
<div>
<br /></div>
$ sudo iptables-save > iptables.dat<br />
<div>
<br /></div>
<div>
保存内容を起動時に読み込むようにするには /etc/rc.local に以下を追加.</div>
<div>
<br /></div>
iptables-restore < (path)/iptables.dat<br />
<div>
<br /></div>
(path) は先ほど保存した場所に合わせる.<br />
<br />
いったん再起動.<br />
ここまでで,LAN1 に他のマシンをつないで,DHCP で 192.168.1.x のアドレスが振ってくることを確認.また,IPアドレスを直接指定すれば,クライアントから外を見に行けることも確認.<br />
<br />
<h3>
DNS masquerade の設定</h3>
ここでハマった.Ubuntu 16.10 あたりで DNS レゾルバが systemd-resolved になった関係で dnsmasq と衝突がおこってしまう (port 53の競合).結局,systemd-resolved を使わないことで解決.<br />
dnsmasq をインストール.<br />
<br />
$ sudo apt install dnsmasq</div>
<br />
このままでは動かないので,systemd-resolved を停止する.<br />
/etc/systemd/resolved.conf を修正.<br />
<br />
[Resolve]<br />
DNSStubListener=<span style="color: red;">no</span><br />
<br />
systemd-resolved を再起動.<br />
<br />
$ sudo systemctl restart systemd-resolved<br />
<br />
これで,DNS が効かなくなり,このマシンからも名前解決ができなくなる.<br />
/etc/NetworkManager/NetworkManager.conf を修正.<br />
[main] セクションに以下を追加.<br />
<br />
dns=dnsmasq<br />
<br />
/etc/resolv.conf が systemd-resolved の設定ファイルへのシンボリックリンクなっているのを解除する.<br />
<br />
$ sudo unlink /etc/resolv.conf<br />
<br />
これで /etc/resolv.conf はなくなるが,NetworkManager を再起動すると勝手にできてくる.<br />
<br />
$ sudo systemctl restart NetworkManager<br />
<br />
dnsmasq を起動.<br />
<br />
$ sudo /etc/init.d/dnsmasq start<br />
<br />
あるいはマシンを再起動する.<br />
<br />
/etc/dhcp/dhcpd.conf を修正する.192.168.1.0/24 の設定のところに以下を追加.<br />
<br />
option domain-name-servers 192.168.1.1;<br />
<br />
ローカル側につないだクライアントから名前解決できることを確認.<br />
<br />
<h3>
SSHサーバの設定</h3>
実際の運用時には,このマシンはキーボードもモニタもはずした状態になる.したがって,外からログインできるようにしないといけない.sshd は入っていないのでインストールする.<br />
<br />
$ sudo apt install openssh-server<br />
<br />
このままでは,どちらのネットワークからでも接続できてしまうので,内側からしか接続できないようにする.<br />
/etc/ssh/sshd_config を修正.<br />
<br />
ListenAddress 192.168.1.1<br />
<br />
修正を反映.<br />
<br />
$ sudo /etc/init.d/ssh restart<br />
<br />
<br />
<h3>
参考サイト</h3>
<a href="https://qiita.com/nanbuwks/items/fe8145fc8b989be9d427">Ubuntu 16.04 でルータつくる</a><br />
<a href="https://buty4649.hatenablog.com/entry/2018/10/13/130045">Ubuntu18.04のDNSリゾルバをsystemd-resolvedからdnsmasqに変更する</a><br />
<a href="https://usado.jp/spdsk/2018/05/23/post-3715/">ubuntu18.04LTS SSH接続</a><br />
<a href="https://unskilled.site/sshd_config%E3%81%AE%E8%A8%AD%E5%AE%9A%E9%A0%85%E7%9B%AE%E3%81%AE%E7%90%86%E8%A7%A3%E3%82%92%E7%9B%AE%E6%8C%87%E3%81%99/">sshd_configの設定項目の理解を目指す</a>yjohttp://www.blogger.com/profile/02047852565490363109noreply@blogger.com1tag:blogger.com,1999:blog-6888519182735914740.post-24648088520979023892018-12-24T08:43:00.000+09:002018-12-24T11:56:52.092+09:00AutoHotKey + IME.ahk 続き<a href="https://yjo-blog.blogspot.com/2017/05/autohotkey-ime-onoff.html">こちら</a>の続き.<br />
非常に具合よく使っていたのだが,職場のマシンのリプレースに合わせて,AutoHotKeyを最新版にしたら,今までの設定ではうまく動かなくなってしまった.新マシンではキー配列が少し違うので,そのままだとビミョーなところもあり,できれば修正したい.旧版でコンパイルして使えばいいのだが,今のバージョンでコンパイルできた方がいい.ということで少し調べてみた.<br />
ポイントは,2017年暮れの1.1.27.00でAlt/Winのhookのしかたが変わったことにあるようだ.IME.ahk 自体はそのまま使えるので,それを呼び出す側にちょっと追加の設定がいる.具体的にはパススルーするキー設定の後に,以下2行をを追加する.<br />
<br />
*~LAlt:: Send {Blind}{vk07}<br />
*~RAlt:: Send {Blind}{vk07}<br />
<br />
このあとは IME を起動するためのキー設定とかを,従来同様に記述すれば大丈夫.<br />
参考情報は<a href="https://github.com/karakaram/alt-ime-ahk/issues/2">こちら</a>.多謝.yjohttp://www.blogger.com/profile/02047852565490363109noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-6888519182735914740.post-70390818961148580662017-05-06T10:26:00.003+09:002017-05-06T10:26:28.839+09:00AutoHotKey で IME の ON/OFF をカスタマイズキーボードのリマッピングツールである <a href="https://autohotkey.com/">AutoHotKey</a> は,非常に強力なツールである.すでに,106キーボードなノートを101キーボードっぽい設定で使うために使っている.<br />
<br />
自宅のデスクトップ PC では右 Alt で IME の ON/OFF をするために,これまでは AX キーボードのドライバを使っていたのだが,これをやめて AutoHotKey での制御にしてみた.ただ,Alt でのトグル操作は,今ON なのか OFF なのかを意識していないと困るときがあるので,ON にするキーと OFF にするキーを分けてみた.<br />
<br />
これには右 Alt で ON,左 Alt で OFF というやり方が比較的ポピュラー (といってもマイナーな話ではある) で,「<a href="http://www.karakaram.com/alt-ime-on-off">WindowsのAlt空打ちで日本語入力(IME)を切り替えるツールを作った</a>」で AutoHotKey を使って作ったユーティリティが公開されている.<br />
<br />
うちの PC に繋いでいるキーボードは,最下段が<br />
<br />
[Ctrl] [Fn] [左Win] [左Alt] [~] [Space] [右Alt] [右Win] [右Click] [Ins] [Del]<br />
<br />
という,どちらかというと妙な並びになっているので,とくに左Alt は使いにくい.ということで,右Win にも IME OFF を割り振ってみることにした.上記のサイトではコンパイル済みの実行ファイルだけでなくソースの ahk ファイルも公開されているので,それに追記修正してみた.<br />
<br />
ファイル末尾に<br />
RWin::IME_SET(0)<br />
<div>
を追加.</div>
<br />
これを AutoHotKey で起動するか,コンパイルしてから実行する.<br />
<br />
まだ操作に慣れないが,慣れてしまえば混乱なく使えそうである.<br />
<br />
左Alt と ~ の入れ替えも考え中.<br />
<br />
<br />
なお,右Alt で単にトグル操作するだけなら,<br />
<br />
RAlt::vk19<br />
<br />
だけで十分である (<a href="http://yjo-blog.blogspot.jp/2016/02/altimeonoff.html">こちら</a> 参照).yjohttp://www.blogger.com/profile/02047852565490363109noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-6888519182735914740.post-10852308688219147792017-03-22T18:07:00.003+09:002018-12-24T11:57:50.339+09:00自宅NASの音楽ファイルを自宅外でストリーム再生する自分は CD とかは基本的に mp3 にして NAS に入れてあり,自宅での普段の再生はそれを Linux ベースの音楽再生サーバを介して行っている.この覚え書きブログに何度も登場している,Voyage MPD や moOde audio,Volumio,Rune Audio がそれだ.<br />
<br />
これらのシステムは静的なネットワーク内では非常に快適に動作する.職場のネットワークからも sshfs を使うことで,インターネット越しに自宅サーバを介して NAS をマウントして Voyage MPD を使って再生できている.<br />
<br />
そうなると次にやりたくなるのが出先,あるいは移動中に,スマホの回線を介してこの音楽ファイルを再生するということになる.これに関しては,<a href="http://yjo-blog.blogspot.jp/2013/01/gnump3d.html">gnump3d というシステムを試したことがある</a>.これは Windows では問題なく動くものの,Android 上では日本語のファイル名に対応できるクライアントがない.gnump3d 自体,すでに10年近く前に開発が止まっているようであり,クライアントも更新される期待は薄い.<br />
<br />
<a name='more'></a><br />
<br />
ところで,自宅の NAS は Netgear の ReadyNAS 104 というのを使っている.これ自体,Linux ボックスなのだが,公式に導入できるアプリの中に,Squeeze server があった.現在は Logitech Media server というようだが,日本では超マイナーなネットオーディオシステムである.PC や Linux 上でサーバを走らせ,それをクライアントで受けて再生するのだが,後で述べるようにやや特殊な構造になっている.以前,クライアントの <a href="http://yjo-blog.blogspot.jp/2011/05/squeezebox-touch.html">Squeezebox touch という再生デバイスを個人輸入して使ってみた</a>こともあるが,Voyage や moOde が安定して実用レベルになったので,現在は死蔵状態になっている.Squeeze server 機能は,以前使っていた Buffalo の NAS にもあったし,Linux 上で動くサーバプログラムもフリーで入手できる.Raspberry pi や Beaglebone を使った再生システムもある.<br />
<br />
日本ではマイナーでも,Squeezebox は現在でも Android 上のクライアントがあり,現役のネットワークオーディオシステムなので,これを使ってみることにした.<br />
<br />
まず,ReadyNAS に Squeezebox server を入れて動くようにする.これは管理画面からアプリを選択してインストールするだけ.あとは,ReadyNAS の 9000 番ポートに web ブラウザでアクセスすれば,音源ファイルの置き場などを設定できる.このとき,セキュリティのためにユーザ名,パスワードを設定しておく.<br />
<br />
さて,Squeezebox のシステムは以下のような構造になっている<br />
<br />
(データファイル) - Squeezebox server +- プレイヤ<br />
+- コントローラ<br />
<br />
データストレージはともかく,単純なサーバとクライアントという構成ではなく,サーバ,プレイヤ,コントローラという三つがセットで動く.このような構造になっているので,プレイヤとコントローラは別マシンでもかまわず,たとえば独立の再生端末である Squeezebox Touch での再生を,コントローラを入れた PC から操作するということもできる.Squeezebox Touch は再生端末,すなわちプレイヤであると同時にコントローラでもあるので,ここから (自分だけでなく) 別のプレイヤをコントロールすることもできる.上述の,ReadyNAS 用の Squeezebox server には web インターフェースがあるが,これがコントローラとして使えるので,webベースでプレイヤをコントロールすることもできる.<br />
<br />
今回,Android 端末ではプレイヤとして SB player を,コントローラとしては Squeeze Ctrl を使用した.いずれも Playストアで入手できる有償ソフトである.プレイヤは必須で,フリーのものが見つからなかったのでいくつか試してみた結果,比較的使いやすい感じがした SB player を選んだ.コントロールは web ブラウザからもできるのでなくても使えることは使えるのだが,やはり Android 上からは使いにくいので,同じ作者の Squeeze Ctrl を使った.SB PlayerとSqueeze Ctrl は同一のスマホ上にインストールするので,この間の通信は問題ない.問題は,音源ファイルを管理する Squeezebox server が,ネットの向こうにあることである.必要なのは,自宅のルータの向こうにある ReadyNAS 上で動いている Squeezebox server に,スマホの SB Player からアクセスできるようにすることである.それも安全に.<br />
<br />
ということで,最初は VPN を使うとかを試していたのだが,どうも今使っている通信環境では VPN 自体をブロックしているらしく,うまくいかない.ということで,SSHトンネルを使うことにした.<br />
<br />
接続は Connect Bot というアプリを利用.鍵認証でパスワードレスで自宅の Linux サーバに接続できるようにする.<br />
<br />
1) Connect Bot で鍵を生成する<br />
2) 生成した鍵を Linux サーバに移して,~/.ssh/authorized_keys に追記する<br />
3) Linux サーバへの接続を確認<br />
<br />
ポートフォワードを設定する.local の 3483 番ポートと 9000 番ポートを「Squeezebox Sever の動いている ReadyNAS」の 3483 番ポートおよび 9000 番ポートに転送するようにする.3483 番は SB Player がデータファイルにアクセスするのに使い,9000 番は Squeeze Ctrl がデータを管理・検索するのに使うようだ.<br />
<br />
ちなみに,今回は Squeezebox Server 自体は ReadyNAS 上で動いているので,Linux サーバはネットワークを中継する働きしかしていないが,もちろん,このサーバ上で Squeeze Server を動かすこともできる.<br />
<br />
次に SB Player の設定.接続先の名前は適当に付けてよく,接続先を localhost にする.<br />
Connect Bot で SSH トンネルを開通させた状態で SB Player の [Connect] を押すと,接続される.<br />
<br />
次に Squeeze Ctrl の設定.Preferences の Servers で Use Local Server を ON.<br />
<br />
実際に使うときは,<br />
<br />
1) Connect Botを起動し,Linuxサーバに接続する<br />
2) SB Player を起動し,[Connect]ボタンを押す<br />
3) Squeeze Control を起動して再生をコントロールする<br />
<br />
終了は,すべて終了してしまえばよい.Connect Botで接続しっぱなしだと,バックグラウンドで通信が続くので入れっぱなしというわけにもいかない.<br />
手順が多いのが難だが,自宅のファイルをどこでも再生できるのは便利ではある.<br />
<br />yjohttp://www.blogger.com/profile/02047852565490363109noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-6888519182735914740.post-27401804817039066622017-01-25T18:25:00.002+09:002017-01-25T18:27:00.925+09:00Zenfone 3 中のファイルを PC で見る<a href="http://yjo-blog.blogspot.com/2015/01/zenfone-5-usb.html">Zenfone 5 の場合の記事</a>には結構コンスタントにアクセスがあったので,Zenfone 3 の方も書いておく.<br />
Windows の場合はドライバを入れる.<br />
https://www.asus.com/Phone/ZenFone-3-ZE520KL/HelpDesk_Download/<br />
こちらから,OS は Others を選び,Utilities を開くと<br />
ASUS_Android_USB_drivers_for_Windows<br />
<div>
というのが出てくるので,これをダウンロード.</div>
<div>
解凍したら,Windows_XP_VISTA_7_8_8.1 フォルダの中の Android フォルダの中,android_winusb.inf を右クリック > インストール (Windows 10 の場合).これでドライバは入る.</div>
<div>
Zenfone 3 を USB で接続し,電源を入れると</div>
<div>
USBをファイル転送に使用しますか?</div>
<div>
と聞かれるので,はい を選択.すると,エクスプローラ上に MTP デバイスとして Zenfone が現れる.その中に内部ストレージと SD カードのフォルダがあるので,好きに操作すればよい.</div>
<div>
<br /></div>
yjohttp://www.blogger.com/profile/02047852565490363109noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-6888519182735914740.post-70459530715979591082016-11-29T11:05:00.000+09:002016-11-30T09:51:18.837+09:00Smartwatch 2 を Android 6 で使うSonyのSmartwatch 2.さすがに古いので,最新のAndroidと組み合わせるといろいろと問題が出る.<br />
ほとんどのアプリがまったく動かない.スマホへのインストールはできるのだが,それをSmartconnectから登録できない.一部はできるのだが.<br />
どうやらAndroid 5あたりで導入された権限の問題らしいのだが,どこをどう設定すれば回避できるのかがなかなかわからなかった.<br />
<br />
現状まででわかったこと.<br />
スマホは Asus Zenfone 3 Laser,Android 6.0.1.<br />
設定 > 電力管理 > 自動起動マネージャ<br />
ここで,関連するものを片っ端から「許可」にする.<br />
すると起動時に権限についての確認が出て,使えるものは使えるようになる.<br />
それでもだめなものはいろいろあるので,その辺が問題.<br />
<br />
とりあえず,<br />
Commander <strike>-> Wearable Widget</strike> (動いた)<br />
通知関係 -> WatchIt!<br />
Gmailプラグイン -> あきらめ.というか,WatchIt! では中身も見られるので,これを動かす意味がない.<br />
K-9 mail -> (動いた)<br />
で様子見中.<br />
<br />
ウォッチフェイスは使えるのと使えないのがあるが,結局,基本的なものしか使わなければ問題なし.まあ,ちょっとつまらないけど.yjohttp://www.blogger.com/profile/02047852565490363109noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-6888519182735914740.post-65703246183354665912016-09-13T14:42:00.001+09:002017-08-01T14:02:59.822+09:00Windows 電源オプションの切り替えノートPCはプレゼンにも使うし,普段の作業にも使う.プレゼン時には途中で画面が消えたりして欲しくないし,通常使用時はそれなりに節電機能は働いて欲しい.なので,Windowsでは電源オプションという機能があって,いくつかの電源設定を切り替えられるようになっている.ただし,その切り替えは,たとえば<br />
<br />
通知領域のバッテリアイコン → 電源とスリープの設定 → 電源の追加設定<br />
<br />
とか,<br />
<br />
スタートメニュー → 設定 → 電源とスリープ → 電源の追加設定<br />
<br />
のように進まないと切り替え画面にたどり着けない (Windows 10の場合).<br />
<br />
そこで,ショートカットをデスクトップに作って切り替えることにした.<br />
<br />
<a name='more'></a><br />
<br />
まず,情報を確認する.コマンドプロンプトを開き,以下のコマンドを実行する.<br />
<br />
> powercfg /l<br />
<br />
すると,以下のようなリストが得られる.<br />
<br />
既存の電源設定 (* アクティブ)<br />
-----------------------------------<br />
電源設定の GUID: 381b4222-f694-41f0-9685-ff5bb260df2e (バランス) *<br />
電源設定の GUID: 48d71994-d5e5-4b02-99fc-87d827622dee (プレゼンテーション)<br />
電源設定の GUID: 8c5e7fda-e8bf-4a96-9a85-a6e23a8c635c (高パフォーマンス)<br />
電源設定の GUID: a1841308-3541-4fab-bc81-f71556f20b4a (省電力)<br />
<div>
<br /></div>
<div>
つまり,現在4つのパターンが登録されているということで,* が付いているのが現在の電源設定だ.環境によってはプレゼンテーションはないかもしれないし,また別のものがあるかもしれない.追加で作りたいときは,素直に電源オプションから追加を作って,好きな名前を付ければよい.その上で,このリストを取得する.</div>
<div>
<div>
なんにしても,今回必要なのは,このうちのバランスとプレゼンテーションの切り替えだけだ.</div>
</div>
<div>
<br /></div>
<div>
この powercfg は電源情報を読み出すだけでなく,設定することが出来るので,これを使う.</div>
<div>
<br /></div>
<div>
まず,「バランス」に設定するショートカットを作る.</div>
<div>
デスクトップで</div>
<div>
<br /></div>
<div>
右クリック → 新規作成 → ショートカット</div>
<div>
<br /></div>
<div>
「項目の場所を入力してください」のところに</div>
<div>
<br /></div>
<div>
powercfg /setactive SCHEME_BALANCED</div>
<div>
<br /></div>
<div>
と入力.ショートカットの名称は好き好きでよいが,とりあえず "Balanced Mode" とした.</div>
<div>
<br /></div>
<div>
もうひとつ,同様にショートカットを作る.こちらは打ち込む内容が以下のようになる.</div>
<div>
<br /></div>
<div>
powercfg /setactive <span style="color: red;">48d71994-d5e5-4b02-99fc-87d827622dee</span></div>
<div>
<br /></div>
<div>
赤字のところは,先ほどコマンドプロンプトで出力しておいた「プレゼンテーション」の行に出ている数列 (GUID).こちらの名前は "Presentation Mode" としておいた.</div>
<div>
「バランス」,「高パフォーマンス」,「省電力」にはそれぞれ SCHEME_BALANCED,SCHEME_MIN,SCHEME_MAX というエイリアスがシステムで設定されているのでそれを使えばいいのだが,「プレゼンテーション」は Windows がシステム設定として用意しているものではなく,ベンダが独自に追加しているものらしく,エイリアスがないようだ.そこで GUID を直接使っている.</div>
<div>
<br /></div>
<div>
できあがったショートカットはアイコンが紛らわしいので,</div>
<div>
<br /></div>
<div>
右クリック → プロパティ → ショートカットペイン → アイコンの変更</div>
<div>
<br /></div>
<div>
で,好きなアイコンに変える.面倒なら %SystemRoot%\System32\powercpl.dll あたりに入ってるアイコンがもっともらしい.</div>
<div>
さらに,コマンドプロンプトが一瞬表示されるのがうざいので,</div>
<div>
<br /></div>
<div>
右クリック → プロパティ → ショートカットペイン → 実行時の大きさ</div>
<div>
<br /></div>
<div>
で,最小化を設定.</div>
<div>
<br /></div>
<div>
さらに,ショートカットキーを設定する.</div>
<div>
<br /></div>
<div>
右クリック → プロパティ → ショートカットペイン → ショートカットキー</div>
<div>
<br /></div>
<div>
カーソルを空欄に移したら,実際に設定したいキーの組み合わせを入力する.たとえば,</div>
<div>
<br /></div>
<div>
Balanced Mode : Ctrl + Shift + B</div>
<div>
Presentation Mode : Ctrl + Shift + P</div>
<div>
<br /></div>
<div>
など.好き好きでよいが,何かとかぶらないように.</div>
<div>
<br /></div>
<div>
<br /></div>
<div>
<br /></div>
<div>
<br /></div>
<div>
<br /></div>
yjohttp://www.blogger.com/profile/02047852565490363109noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-6888519182735914740.post-92074542972500537932016-06-04T16:51:00.002+09:002017-05-08T16:12:39.636+09:00Zenfone のホーム画面表示が遅くなったいつの頃からか,Zenfone 5 のホーム画面表示がえらく遅くなった.アプリリストからホームを表示させようとすると,数秒以上待たされる.そのうちアップデートで治るかと思ったが,ぜんぜん治らないのでちょっと調べてみた.<br />
結論からいうと,アプリの検索設定をオフにすればマシになるようだ.ホーム画面でアイコンのないところを長押しすると,ZenUI の「ホーム画面の管理」メニューが出る.<br />
<br />
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<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiLiiL7CVPX4cUKe4JI8Qe4IvAtC2IyWiLv8-xXgRLmUH6KLdKGvzfPH68Sf3HU1HzBytWSkt-iKG2aWcY4dEZNljdPDPPxGRLyfVHmvyCBqwZjEceG7PL87HwaSolRDHXsU1kHUf6VRkbF/s1600/Screenshot_2016-06-04-16-26-58.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" height="320" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiLiiL7CVPX4cUKe4JI8Qe4IvAtC2IyWiLv8-xXgRLmUH6KLdKGvzfPH68Sf3HU1HzBytWSkt-iKG2aWcY4dEZNljdPDPPxGRLyfVHmvyCBqwZjEceG7PL87HwaSolRDHXsU1kHUf6VRkbF/s320/Screenshot_2016-06-04-16-26-58.jpg" width="180" /></a></div>
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<span id="goog_397094391"></span><span id="goog_397094392"></span><br />
<a name='more'></a><br /><br />
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そこから「ユーザ設定」を選ぶ.<br />
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<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiB0L-m-qEJEuP-zNibA7WzlgpvHhkr1aTWKevV_rHrKlnVfjGPmWKNqPohEPGV7OwSScz69zBXGXNW7nwuIWBo-HXurlEBLvAinzsUxeg7v1t2rvE1rCDgJxG7_9o1OrvYVWG3Y00dzdJt/s1600/Screenshot_2016-06-04-16-27-14.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" height="320" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiB0L-m-qEJEuP-zNibA7WzlgpvHhkr1aTWKevV_rHrKlnVfjGPmWKNqPohEPGV7OwSScz69zBXGXNW7nwuIWBo-HXurlEBLvAinzsUxeg7v1t2rvE1rCDgJxG7_9o1OrvYVWG3Y00dzdJt/s320/Screenshot_2016-06-04-16-27-14.jpg" width="180" /></a></div>
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ここの「検索設定」で,<br />
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<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiskFS240eSMvl6kLsSzxOFZCxN8xt4nGFPoqYwtb3Ly1KVRP9gZjtQmjE9o01me_8TvoPJBFjTfLqeuWBT-dhdTzw1s91cjqXSAni_6-sMIXclN1LZ2eqs3TMy9Ms4AXKt1O4z6PHsItru/s1600/Screenshot_2016-06-04-16-27-22.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" height="320" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiskFS240eSMvl6kLsSzxOFZCxN8xt4nGFPoqYwtb3Ly1KVRP9gZjtQmjE9o01me_8TvoPJBFjTfLqeuWBT-dhdTzw1s91cjqXSAni_6-sMIXclN1LZ2eqs3TMy9Ms4AXKt1O4z6PHsItru/s320/Screenshot_2016-06-04-16-27-22.jpg" width="180" /></a></div>
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「すべてのアプリメニューの検索」のチェックボックスをクリア.<br />
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そもそも,Zenfone 5 では今のシステムはいろいろと重くなってきているので,どうやっても待たされるところが出るのは避けがたいのではあるが,毎度毎度待たされるのはこれでかなり回避できる.<br />
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が,まあ,現状,別のランチャーにした方が結局幸せになれそうだ.<br />
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<br />yjohttp://www.blogger.com/profile/02047852565490363109noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-6888519182735914740.post-55000152847790327212016-03-03T10:43:00.003+09:002016-03-03T13:32:48.389+09:00Moode Audio Player 2.52/29に公開されたのをさっそく入れてみた.<br />
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本体は Raspberry Pi B.今となっては低スペックになってしまった機種だが,入れてみてびっくり.起動から反応から,速い速い.2.3までとは全然違う (2.4は試していない).データベースの再構築も,今までほとんど一晩がかりだったのが数時間で終わってしまった(4万曲ほどあって,無線LAN越し).<br />
さらに,今までの Debian ベースのシステムの弱点だった,USB DACのホットプラグも,認識に若干の時間はかかる気はするがきちんと機能する.つまり,DACのスイッチを間違って落としてしまったりしても,システムを再起動しなくてもよくなった.<br />
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リモコンやプッシュスイッチがらみの追加設定はまだ試していないが,旧版を使っている人はぜひ更新しましょう.<br />
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<br />yjohttp://www.blogger.com/profile/02047852565490363109noreply@blogger.com0