今回のポイントは二つ.
- Wifi で LAN に接続する
- sshfs を使ってデータの入っている NAS に接続する
2.は,職場の机から自宅の NAS に接続するため.
この記事では wifi まで.sshfs は 続きの別記事 に.
ちなみに,接続する USB-DAC は 以前に作った Stereo 誌 2013年1月号付録の改造バージョン.上の写真で,LOOX-U の下にあるのがそれ.
また,今回使用した LOOX-U は,もともとの 64GB HDD を外して 32 GB の SSD に換装してある.Voyage を使うにはどちらでも容量上の問題はまったくなし.
基本的なインストールの大体は TW-217 のとき と同じなのだが,注意点もいくつか.
- USBメモリからのインストールはうまくいかないので,CDからインストール (USBメモリでもブートはできるが,エラーだらけで,深く追求していない)
- BIOS で本体の ethernet ポートを殺しておく (eth0 で認識されるが,リプリケータをもっていないと接続口がないので意味がない)
- Wifi には側面のハードウェアスイッチがあるので,これを ON にしないと使えない
- キーボードが特殊で,とくに Fn を使うキーは
使えない使いにくくてしょうがない.そのためUSBキーボードをつなげた方がよい.ちなみに Live CD では 101 キーなので,いずれにしても作業はやりにくい.自分は 101-lover なのでまだましだが - インストール時に有線LANを介して apt-get update / apt-get upgrade まで行っておく
Wifi ハードウェアの設定
側面のハードウェアスイッチが ON になっていることを確認.
無線のハードウェアは Atheros AR928X として認識される.
/etc/network/interfaces.d/wlan0.conf を編集.
client用のサンプル部分を変更.IPアドレス関係はネットワーク依存なので,今回の例.
auto wlan0
iface wlan0 inet static
address 192.168.1.220
network 192.168.1.0
netmask 255.255.255.0
broadcast 192.168.1.255
gateway 192.168.1.1
dns-nameservers 192.168.1.1
再起動.
ifconfig で wlan0 が見えることを確認.
iwconfig で Tx-Power が off でなければ,ハードウェアとしてはOK.
ただし,この時点ではネットワークにはつながらない (APにつながっていないので).
無線APとの接続
ssid が accesspointname, 接続key が 1234567 とする.
# wpa_passphrase accesspointname 1234567 >> /etc/wpa_supplicant.conf
/etc/network/interfaces.d/wlan0.conf を編集.
iface wlan0 … の行の下に以下を追記
wpa-conf /etc/wpa_supplicant.conf
再起動.これで無線APとつながるはず.pingでも使って確認.
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