2015年1月26日月曜日

LOOX-U/C40 への Voyage MPD 0.9.5 の導入(1) Wifi接続

もう1台の古Atomマシン,LOOX-U/C40 にも Voyage MPD 0.9.5 をインストールした.


今回のポイントは二つ.
  1. Wifi で LAN に接続する
  2. sshfs を使ってデータの入っている NAS に接続する

2.は,職場の机から自宅の NAS に接続するため.
この記事では wifi まで.sshfs は 続きの別記事 に.


ちなみに,接続する USB-DAC は 以前に作った Stereo 誌 2013年1月号付録の改造バージョン.上の写真で,LOOX-U の下にあるのがそれ.
また,今回使用した LOOX-U は,もともとの 64GB HDD を外して 32 GB の SSD に換装してある.Voyage を使うにはどちらでも容量上の問題はまったくなし.

基本的なインストールの大体は TW-217 のとき と同じなのだが,注意点もいくつか.
  • USBメモリからのインストールはうまくいかないので,CDからインストール (USBメモリでもブートはできるが,エラーだらけで,深く追求していない)
  • BIOS で本体の ethernet ポートを殺しておく (eth0 で認識されるが,リプリケータをもっていないと接続口がないので意味がない)
  • Wifi には側面のハードウェアスイッチがあるので,これを ON にしないと使えない
  • キーボードが特殊で,とくに Fn を使うキーは使えない使いにくくてしょうがない.そのためUSBキーボードをつなげた方がよい.ちなみに Live CD では 101 キーなので,いずれにしても作業はやりにくい.自分は 101-lover なのでまだましだが
  • インストール時に有線LANを介して apt-get update / apt-get upgrade まで行っておく

Wifi ハードウェアの設定
側面のハードウェアスイッチが ON になっていることを確認.
無線のハードウェアは Atheros AR928X として認識される.
/etc/network/interfaces.d/wlan0.conf を編集.
client用のサンプル部分を変更.IPアドレス関係はネットワーク依存なので,今回の例.

auto wlan0
iface wlan0 inet static
address 192.168.1.220
network 192.168.1.0
netmask 255.255.255.0
broadcast 192.168.1.255
gateway 192.168.1.1
dns-nameservers 192.168.1.1

再起動.
ifconfig で wlan0 が見えることを確認.
iwconfig で Tx-Power が off でなければ,ハードウェアとしてはOK.
ただし,この時点ではネットワークにはつながらない (APにつながっていないので).

無線APとの接続
ssid が accesspointname, 接続key が 1234567 とする.

# wpa_passphrase accesspointname 1234567 >> /etc/wpa_supplicant.conf

/etc/network/interfaces.d/wlan0.conf を編集.
iface wlan0 … の行の下に以下を追記

wpa-conf /etc/wpa_supplicant.conf

再起動.これで無線APとつながるはず.pingでも使って確認.


0 件のコメント:

コメントを投稿