2021年4月25日日曜日

今頃 LM380N 非革命アンプを作ってみる

ふと非革命アンプなるものを見つけたのがほんのちょっと前.古典的アンプ IC である,ナショセミ LM380N にぎりぎりまで NFB をかけて音質改善を図るというもの.すでに10年以上前のものなのだが,ごく最近までまったく知らなかった.とても面白そうで,試してみたいなあとは思いつつ,今更 380 でアンプを作るのもなあ,とか思っていた.

前記事で書いたように PC 用のスピーカを鳴らすのに使っていたアンプをリプレースしたので,それまで使っていた 380 のアンプが余った形になった.ということで,これをベースに改造することで非革命アンプにできないか,考え始めた.

2021年4月4日日曜日

PCのサウンド環境の更新:アンプの製作(?) その2

というわけで,音は出せるようになったのだけど,所詮 6 cm スピーカなのでエンクロージャがホーン構造のなんのといっても,低音はたかがしれている.ほんとうの重低音を求めるようなものではないにしても,ちょっとくらいは補強したい.実際,PC のグライコでいじってみたけど,低音を少し持ち上げるとちょっとはマシになる感じがする.とはいえ,PC でいじるとヘッドホンでも効いちゃうとか気持ち悪いので,スピーカ用のアンプに独立のトーンコントロール (TC) くらい欲しいな,という気になってきた.

その 1 で書いたように箱のスペースが余りまくっているので,ここに基板を同居させることは余裕でできる.フロントパネルも余裕があるからツマミを並べるのも問題なさそう.じゃあ,作ってみるかなあ,と.

PCのサウンド環境の更新:アンプの製作(?) その1

 自室のデスクトップ環境の音出しは,20年くらい前に作ったと思しき LM380N のアンプと,40年くらい前に作った超小型バスレフ箱 (長岡鉄男の図面による FE83 用) に FE87 を入れたのだった (と思う) のだが,死蔵していた2017年版 ONTOMO MOOK の Pioneer 6 cm フルレンジ + QWT 型エンクロージャを最近組み立てたので,入れ替えることにした.スピーカ自体はただ組み立てただけなので特筆すべきことはなし.音は…まあ,6 cmだしなあ,というのはあるが,PC 用としては音楽もそこそこ行けるかな.ユニットも箱もいろいろと工夫があるようだ.が,まあ,こうしてみると長岡鉄男の 8 cm 用超小型バスレフ箱はよくできているのだと感心もする.40年前の FE83N でもそれなりにもっともらしく鳴るんだから.

さて,アンプの方.こちらも Stereo 2014 年 1 月号付録の基板が長年放置されている.ので,これを箱に入れて使ってみることにした.もともとそういうつもりで買ったのだと思うが,今となってはその辺は定かではなくなっている (苦笑)