2021年12月4日土曜日

Manjaroで日本語キーボードをUSキーボードっぽく使う

最近,Linux のディストリビューションとして人気の出てきたらしい Manjaro をいじり始めている.MPD マシンもこれまでの Voyage MPD on TW-217 に替わって,Manjaro を入れた NUC (Intel DC3217IYE) を試用中.こちらはいずれ別記事で.

Linux の実験マシンとしてはしばらく前に中古で買った NEC VersaPro VJ22TG-N (i5-5200U / 4 GB mem / 128 GB SSD) を使っていて,この間までは Ubuntu が入っていた.このマシンは天板側に歪みがあり,OSなしということでまあまあ廉く手に入った.OSなしだけど,Windows 8.1 Pro が元々入っていたので,Windows 10 Pro を入れればそのままデジタル認証され,機種固有のドライバやユーティリティもメーカサイトから入手できた.手間だけ.ただ,メモリがオンボードの 4 GB しかなく,増設もできないため Windows ベースで使うには制限が大きいので,Linux 実験マシンにしていた.

で,前置きが長くなったが,これに Manjaro を入れた.標準的な Xfce4 タイプ.設定上のあれこれはいろいろあるのだけど,ここではキーボード周りのメモを残しておく.

2021年11月13日土曜日

さらば,TW217

長年,自室の Voyage mpd マシンとして働いてくれていた Onkyo TW217 を退役させることにした.2014年頃に Voyage mpd マシンに仕立てたようだ.捨てる前に開腹して使えそうなものがないか,ちょっと見てみた.



このマシンは,もともとは

Atom Z530
32 GB SSD
1 GB DDR2 DIMM
IEEE802.11b/g/n,Bluetooth 2.1 + EDR

あたりが主要な仕様なのだが,だいぶ以前にメモリだけは 2 GB に挿し換えてある.

廃棄に当たって,改めて中を見ると,無線は Ralink RT3090BC4 というカードだった.上の写真は,一度外した後,元の辺りに置いて撮ったのだが,このカードは間違えて裏返しに置いている.性能的にもう出番があるようなものではないとは思うが,アンテナも外してセットで取っておいてみる.なんかの WiFi カードが壊れたときの予備なるかも.だけど,たしかどっかにもう1枚くらい,このクラスのがあったような気もするが,どうだったろう?

SSD は SuperTalent だった.eeePC もそうだったような.接続が ZIF だったのはちょっとおっと思った.TW217の仕様を見ると 32 GB と書いてあるが,カードは 16 GB と書いてある?? BIOS でどう出るか,もう覚えてないよ.Voyage MPD なんて,16 GB どころか 4 GB もあればインストールできるはずなので,まったく問題にならないけど,もともとの Win7 だとさすがに苦しい気もするけど,どうだったんだろ? まあ,今からこれを使えるマシンに当たることがあるとはとても思えないけど,一応外しておく.

メモリも,DDR2 なので,もう使うこともないとは思うが,とりあえず外して取っておこう.

とりあえずは長年のお勤め,ご苦労様でした,というところ.新しい mpd 系の再生環境についてはまた別にまとめて書きたい.



2021年9月5日日曜日

IPv6への移行(2):「自宅サーバをどうするか」問題

IPv6 での接続環境への移行.その2.

前回,とりあえず IPv4 over IPv6 での接続はできるようになった.本当の問題はここからである.

これまで自宅 LAN 内にサーバがあって外からつないでいろいろなことをやっていた.それは DynDNS とルータのポートフォワーディングによって成立していたわけである.IPv6 になるとこのポートが問題で,ユーザは割り当てられた IPv6 アドレスから機械的に決定される番号をもつ 240 個のポートしか使えない.問題は使える個数ではなくポート番号が機械的に決まるというところで (当然デフォルトで多用されるようなポート番号のある範囲からはかけ離れている),http 用の 80 番を LAN の内側のサーバへフォワードするというのができなくなる.つまり,外から見たときの 80 番ポートを自分用に使えない.理由は省略.なお,使えるポート番号自体は IPv6 アドレスから計算してくれるサイトもあるし,後述する現用ルータでは接続に成功すると使えるポート番号を表示してくれる.

ということで,おうちサーバの自由度が下がってしまうので,今後もおうちサーバでやるべきことなどを少し考え直してみた.

2021年9月4日土曜日

IPv6への移行 (1):まずは接続までの一苦労

今まで IPv4 PPPoE での接続だったのを,IPv4 over IPv6 に移行したいと.一番は,回線速度.実用的に何か困っているわけではないのだけど,Syncroom が使える速度が出ないので,加わってみることもできない.あと,やはり時代は IPv6 だし(苦笑)

ということで,プロバイダを見ると,IPv6 にしても値段は変わらない.んじゃやるか,ってんで申し込んだ.で,使えるようにはなったんだけど,速度的には何も変わらない.ただ,IPv6 接続チェックのサイトでは,確かに IPv6 でつながっているので,プロバイダ側の設定はできている模様.要するにぜんぜんわかってないわけだけど,この状態で使っていた.

先日,急にネットがつながらなくなった.うちのルータは Buffalo の有線の安いやつ (BHR-4GRV2) で,IPv4 PPPoE でつながっていたのだが,ルータの様子を見るとこの接続に失敗している.一方,ルータの下にある PC 等からは Google とか YouTube にはつながるが,他の大半のサイトにはつながらない状態.

わけがわからないので,にわか勉強をしたところ,どうもこういうことらしい. 

2021年5月16日日曜日

LM380N 非革命アンプを箱に入れる

 LM380N 非革命アンプを作ってみたので,これを箱に入れてみた.電源は AC アダプタを使うので,アンプそのものの体積は小さい.本格的に使うものでもないだろうし,百均でプラ製の箱を買ってきて組み込んでみた.

2021年4月25日日曜日

今頃 LM380N 非革命アンプを作ってみる

ふと非革命アンプなるものを見つけたのがほんのちょっと前.古典的アンプ IC である,ナショセミ LM380N にぎりぎりまで NFB をかけて音質改善を図るというもの.すでに10年以上前のものなのだが,ごく最近までまったく知らなかった.とても面白そうで,試してみたいなあとは思いつつ,今更 380 でアンプを作るのもなあ,とか思っていた.

前記事で書いたように PC 用のスピーカを鳴らすのに使っていたアンプをリプレースしたので,それまで使っていた 380 のアンプが余った形になった.ということで,これをベースに改造することで非革命アンプにできないか,考え始めた.

2021年4月4日日曜日

PCのサウンド環境の更新:アンプの製作(?) その2

というわけで,音は出せるようになったのだけど,所詮 6 cm スピーカなのでエンクロージャがホーン構造のなんのといっても,低音はたかがしれている.ほんとうの重低音を求めるようなものではないにしても,ちょっとくらいは補強したい.実際,PC のグライコでいじってみたけど,低音を少し持ち上げるとちょっとはマシになる感じがする.とはいえ,PC でいじるとヘッドホンでも効いちゃうとか気持ち悪いので,スピーカ用のアンプに独立のトーンコントロール (TC) くらい欲しいな,という気になってきた.

その 1 で書いたように箱のスペースが余りまくっているので,ここに基板を同居させることは余裕でできる.フロントパネルも余裕があるからツマミを並べるのも問題なさそう.じゃあ,作ってみるかなあ,と.

PCのサウンド環境の更新:アンプの製作(?) その1

 自室のデスクトップ環境の音出しは,20年くらい前に作ったと思しき LM380N のアンプと,40年くらい前に作った超小型バスレフ箱 (長岡鉄男の図面による FE83 用) に FE87 を入れたのだった (と思う) のだが,死蔵していた2017年版 ONTOMO MOOK の Pioneer 6 cm フルレンジ + QWT 型エンクロージャを最近組み立てたので,入れ替えることにした.スピーカ自体はただ組み立てただけなので特筆すべきことはなし.音は…まあ,6 cmだしなあ,というのはあるが,PC 用としては音楽もそこそこ行けるかな.ユニットも箱もいろいろと工夫があるようだ.が,まあ,こうしてみると長岡鉄男の 8 cm 用超小型バスレフ箱はよくできているのだと感心もする.40年前の FE83N でもそれなりにもっともらしく鳴るんだから.

さて,アンプの方.こちらも Stereo 2014 年 1 月号付録の基板が長年放置されている.ので,これを箱に入れて使ってみることにした.もともとそういうつもりで買ったのだと思うが,今となってはその辺は定かではなくなっている (苦笑)