2018年12月24日月曜日

Ubuntu 18.04LTS で NAT ルータを構築

まあ,数千円で有線ルータが買える時代なのではあるが.
ちょっと思うところがあり,Linux で NAT ルータを組んだ.
Linux をいじり始めた頃,余っていた 386SX のマザーボードにフロッピーディスク1枚で動くというディストリビューションを使って,当時まだ実験中段階だった IP masquerade で,フロア中の PC を一つの IP アドレスでネット接続可能にしたりしたのだった.まだ20世紀のころだな.ベニヤ板に AT 電源とマザボを木ネジで留め,FDD はガムテープで固定,カバーは段ボール.NIC は ISA バスに 2 枚刺し,キーボードもモニタもなし,みたいな.これは最初の設定にちょっと苦労したけど,かなり長期間,実用したのも懐かしい.

ハードウェア

今回のハードには,LAN ポートが複数ついていて,ファンレスな小型マシンが適当.マシンパワーはいらないので,古いノート PC (+USBの ether) というのも考えたが,今回は潔く新規導入.適当に探した中で XCY のベアボーンに4ポートの LAN がついたシリーズを発見.Celeron J1800,2 GB メモリ,32 GB SSD (mSATA) のモデルなら 18,000円だったのでこれを採用.ほかにインターフェースは VGA ×1,USB2.0 ×2.十分である.
Windows 7 プレインストールとのことだが,使わないので本質的ではない.上書きしてもぜんぜんかまわないのだが,ちょうど 32 GB の mSATA SSD (1,200円くらいだった) が手持ちにあったので,これに差し替え.Win7 入りのはそのまま外して保管 (使用予定は特にないが).

AutoHotKey + IME.ahk 続き

こちらの続き.
非常に具合よく使っていたのだが,職場のマシンのリプレースに合わせて,AutoHotKeyを最新版にしたら,今までの設定ではうまく動かなくなってしまった.新マシンではキー配列が少し違うので,そのままだとビミョーなところもあり,できれば修正したい.旧版でコンパイルして使えばいいのだが,今のバージョンでコンパイルできた方がいい.ということで少し調べてみた.
ポイントは,2017年暮れの1.1.27.00でAlt/Winのhookのしかたが変わったことにあるようだ.IME.ahk 自体はそのまま使えるので,それを呼び出す側にちょっと追加の設定がいる.具体的にはパススルーするキー設定の後に,以下2行をを追加する.

*~LAlt:: Send {Blind}{vk07}
*~RAlt:: Send {Blind}{vk07}

このあとは IME を起動するためのキー設定とかを,従来同様に記述すれば大丈夫.
参考情報はこちら.多謝.