2025年2月23日日曜日

サブウーファ用LPFボックスへのパワーアンプの組み込み

こちらの続き.

PC環境のオーディオ出力にサブウーファ (SW) を追加しようとして,LPF ボックスを作ったのはもう2年以上前.実質的には NFJ の LPF 基板を箱に入れただけのもので,肝心の SW 自体はベースアンプ (PJB Nanobass X4) を使っていた.これはこれでよかったんだけど,専用のスピーカを作ろうと思って,箱とユニットは買ってあった.

ユニットはコイズミで見つけた Visaton KT100V.今は値上がりしているが,2年半前に買ったときは 4,000 円弱.これを選んだ特段の理由はなくて,値段と f0 くらいしか考えてなかったと思う.うちのスピーカには珍しく 4 Ω.

箱はアリエクで見つけた 5,000 円くらいのバスレフ箱.これを見て暮らすわけじゃないので大きさくらいしかまじめに見てないけど,外寸で 16×16×22 cm3,実内容積は 4 L くらいか.バスレフだけど,あとで調整するとか,あるいは面倒になったら塞いでしまうつもりなので,ポートの具合とかもまじめに見ていない.いちおう,そこそこ見た目の良いターミナルが付いている.

パッキンが適当な隙間テープなので,はみ出してるところがちょっとダサいが,まあ,見て暮らすわけじゃ(ry

で,この状態で2年以上放置されていたわけだ.理由はアンプを用意してなかったから.

ということで久々の自分のための工作でもやろうかと.とはいえモノアンプ,それも低音専用なので,ガチにあれこれ考えるほどのこともないかと思い,今回は完成基板か基板キット辺りで済ますつもりでちょっと物色.で,買ってみたのが以下の二つ.

1. 秋月の 10 W モノアンプ基板キット.サンヨーの LA4902 というICを使っていて,結構前からあるけど在庫限りになってるので,1枚買ってみるかと.IC 自体がもう作られてないのだろうなあ.一応,8 Ω 用らしいので,KT100V には微妙.まあ,フル出力みたいなことはないし,発熱も少ない IC らしいので,大丈夫だろうとは思うが.900 円.秋月で買うパーツがいろいろあったのでそこに混ぜていっしょに購入.

2. またしても NFJ の TDA7492E デジタルアンプ IC 搭載モノアンプ.これは 4 Ω に対応している.1,490 円プラス送料 280 円.

で,今回はNFJの方で行ってみよう.

とりあえず箱の方は位相反転スイッチの位置をずらして開け直し,スピーカーターミナル用の穴を追加で開けるというだけの加工.リアパネルはこんな感じに (テプラを貼った後).


基板の方は既存のLPFボックスの隙間に入るだろうとみていたんだけど,実際にはめ込んでみると結構苦しかった.いろいろと試してみた結果,こういうイレギュラーな配置に.

ケーブルもつけてしまった後なのでごちゃごちゃしているけど,LPF 基板も PL もパネルにくっついているので動かせないし.固定は両面テープ.嵩上げは隙間テープという手抜き.これはそのうちもうちょっとなんとかするかも.基板下に飛び出している部品の足が意外に長くて,隙間テープが薄いとシャシとショートしてしまうというのはまずい.要注意.スペーサをちゃんと入れればいいだけの話ではあるw そのうちにw

この基板,入力は 2.54 mm ピッチのポストが載っているのだけど,手持ちの XH ハウジングだと入るんだけどカチっとはまらない.なんなのだろう.接触不良になりそうで怖いのだが,とりあえず突っ込んである.電源と SP 出力はネジ式のターミナル.適当なケーブルを突っ込む.

実際につないで音を出してみると,ちゃんとウーファが鳴るのでオッケーということで.ありとなしでは全然違う.まだカットオフ周波数とか出力レベルとかはどのくらいにしていいか試行錯誤中.50 Hz あたりもちゃんと聞こえているのでまあいいか,という感じ.今はウーファのバスレフポートは殺しているけど,その辺を含めて追々チューニングしていこうかなと.

せっかくなのでフロント側にテプラで文字を入れてみた.

これで一応 Nanobass X4 の出番はなくなった.


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